オートバイのあれこれ『ロイヤルエンフィールドが良いみたい!』
全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。
今宵は『ロイヤルエンフィールドが良いみたい!』をテーマにお話ししようと思います。
先日、仕事のつながりで元レーシングライダー(WGPライダー)の方と食事する機会がありました。
バイク談義が盛り上がるなか、私は彼に「最近のバイクでおすすめのモデルはありますか?」と聞いたところ、返ってきた答えが「ロイヤルエンフィールドがめちゃくちゃ良い!」でした。
その時はいかにもプロフェッショナル目線という感じで、きわめてマニアックな説明をしてくれたのですが、長くなるのでかいつまむと、「車体設計・車体構成がすこぶる優秀」とのこと。
オートバイという乗り物の操縦を楽しむために欠かせない基本要素がしっかりと組み込まれているそうです。
見た目、スペック、ネームバリュー、コストパフォーマンス…こういった要素でロイヤルエンフィールドを上回るバイクは他にたくさんあるけれど、“スポーツバイクの基本を堅実に作り込んでいる”という観点でロイヤルエンフィールドの右に出るオートバイは現行モデルの中では無いみたい。
私はアマチュアライダーなので、その発言内容の全てを理解し尽くすことはできませんでしたが、世界グランプリを戦っていた彼の言葉にはやはり説得力があり、納得させられてしまいました。
ちなみに、ロイヤルエンフィールドはイギリス発祥のメーカーで、バイクの生産はインドにて行われています。
現在手掛けているバイクの系統は往年のブリティッシュマシン風で、外見だけで判断すると“雰囲気重視”のバイク作りをしているように思われますが…、プロライダーからするとロイヤルエンフィールドの魅力はもっと奥が深いようですね。
ドゥカティのパニガーレのようなバイクならまだしも、そういった“鋭さ”がロイヤルエンフィールドのバイクからは読み取れないだけに、元GPライダーの彼がロイヤルエンフィールドの素性の良さを賞賛していたのはとても驚きでした。
私も近いうちに、一度ロイヤルエンフィールドを試乗してみたいと考えています。