Yahoo!ニュース

薪バッグを百均のBOXカーテンで作る方法【自作】薪ラックやエプロンとしても使える

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

焚き火で使う薪を運搬するにはバッグやコンテナが必要になりますよね。

でも専用の薪バッグは価格が高いのが難点。

ならば、薪バッグを安価な百均アイテムで作ってしまいましょう。

使う材料は百均の三段ボックス用カーテン1枚とベルト2本です。

この記事では百均アイテムで作る薪バッグの作り方を紹介しています。

製作材料

薪バッグを作る際に必要な百均アイテムは以下のものになります。

BOXカーテン:1枚
PPテープ 20mm:2本

ボックスカーテンは三段ボックスを目隠しする際に使うアイテムです。

デニム風の生地でカラーバリエーションは4タイプあり、価格は110円(税込)です。※2023年5月時点

材質はポリエステル70%綿30%なので意外と強度もあります。

PPテープは20mmを使いましたが、25mmでも問題はありません。

長さは2メートルあります。

作り方

ボックスカーテンには突っ張り棒を通すためのスリーブが片側にあります。

先ずは、このスリーブと同じものを反対側にも作ります。

同じスリーブを作るだけなので手縫いでも簡単に出来ます。

スリーブ穴は同じ直径にします。

次にPPテープに「テープアジャスター」というパーツを取り付けます。

テープアジャスターはベルトの長さを調節するパーツになります。

それぞれ2本のベルトの片側に縫い付けます。

このパーツも百均で売っていますが、私は廃棄したバッグから取り外した物があったので、それを使いました。

そして、ベルトを布に取り付けます。

ベルトの縫い付け位置は布のサイドから100mmにしています。

そのまま、ベルトを布に縫い付けていくと位置がズレる恐れがあるので、両面テープを貼って固定します。

ベルトの両脇を縫うので、ベルトの幅よりも狭い両面テープを使います。

こうすることで両面テープに縫い針が当たらず、縫いやすくなります。

ベルトは互い違いに2本縫い付けます。

これで完成です。

使い方

使い方は簡単で、片方のベルトの端をもう一方のベルトのテープアジャスターに取り付けます。

この部分がバッグのハンドル(持ち手)になります。

バッグの持ち手を短くしたい時はベルトを締め込みます。

薪トートバッグとして

広げた薪バッグの上に薪を積み上げます。

そして、そのままバッグのハンドルを持ち上げれば薪が包み込まれます。

ショルダーバッグとして使う時はベルトを長くします。

ハンドバッグにする時はベルトを短くします。

薪ラックとして使う

薪ラックとして使う場合は手ごろな太さの枝をバッグのスリーブに通します。

両側のスリーブに枝を通しておきます。

そして、予め木の枝とロープで組んだ土台にバッグのハンドルを通します。

ベルトを締め込めばハンドルは短くなります。

これで薪ラックの完成です。

あとは薪をのせるだけです。

薪の荷重は布部分よりベルト部分に掛かっているような感じです。

エプロンとして

この薪バッグは作業用のエプロンとしても使えます。

バッグの取っ手を首に掛けて別途用意したベルトを腰に巻けば簡単にエプロンになります。

最後に

このようにボックスカーテンが、ひとつで3役をこなす便利なアイテムになります。

バッグを折り畳めば収納サイズがコンパクトになるので、荷物の邪魔にはなりません。

今回は安価なボックスカーテンで製作しましたが、もっと丈夫な生地を使えば耐久性は更にアップするでしょう。

薪トートや薪ラックの製作をお考えの方の ご参考になれば幸いです。

節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

たびんちゅやの最近の記事