【宮城県 東松島市】ハッ!とする神秘的な色合いのブルーインパルスティー
宮城県東松島市内の物産品を販売しているいくつかの店舗で、しばらく前から気になっていた「ブルーインパルス ティ」という商品。
それは、ハーブティなのだがお茶の色が、なんとびっくり!青い色。
一体、何から作られているのかと見てみると、バタフライピーという豆科の植物の花を乾燥させたものだという。本当に'真っ青'という言葉がぴったりの青色の飲み物で、温かくしても、そして氷を入れて冷やしても楽しめるお茶。
一体どんな味なのか?ご紹介していこう!
ブルーインパルスティは、東松島市小松にある「アートカフェShu(あーとかふぇ しゅう)」が販売元。カフェは、パッと明るい華やかなバラの雑貨に囲まれて、手作りのケーキや珈琲、紅茶が楽しめる場所。お店自体もとても魅力的で、そこから生み出されたお茶というのが、とても感じられるパッケージ。(バラが好きな方には、カフェ自体もおすすめ!)
さて、中身を開けてみると「花」をしっかりと感じられる状態のバタフライピーがたっぷりと入っていて、1つ摘んで見ると乾燥していても青色というのがよく分かる。
別名チョウマメと呼ばれているそれは、その名の通り豆科なので豆自体も存在。海外(特にタイ)では、その豆を食用とすることもあるそうだ。
早速、バタフライピー小さじ2杯ほどをたっぷり沸騰させたお湯にいれ、1、2分煮出す。
すると、みるみるうちにお湯は深い藍色に染まり、さあ!出来上がり。
まずは熱々のものを恐る恐る飲んでみると・・・
通常の紅茶や、他のハーブティとは全く違い、特別なクセのある香りは無し。
これはこれで特徴なのかもしれないが、香りがあまり出ないお茶というのは、ある意味めずらしい。味としては、ほんのりと豆または穀物の様な、そんな後味が残る(筆者の感覚)。
そして、ある程度冷めてから氷を入れてアイスティとしても試してみたが、味や香りには特に変化はなし。このお茶の面白い部分は、見た目は非常に強さがあるのに、味わいや香りは全くクセが無いというのが、他のハーブティーや紅茶にはできないこと。
そこで筆者は味に酸味を加えようと、レモンを引っ張り出し、ポトリと浮かべてみると・・・
ドロン!と変身するかのように、お茶の色が青色から赤紫色に見事に変化。
そしてレモン入りを飲んでみると、想像の通り爽やかさが加わり青色よりも少し後味の「豆感」が減る。なので、バタフライピーらしい味を楽しみたい方は、レモンは加えずにそのままをおすすめ!
この青色は、野菜のナスやブルーベリーなどに含まれる「アントシアニン」という成分で、簡単にいうと自然の酵素。人工の着色されたものでは無いので安心して飲めて、そしてお子様と一緒にお茶の色が変化する'魔法'も楽しめる。
暖かくなってきた頃に、外でブルー色のアイスティを飲みながら、ブルーインパルスを眺めるのは、なかなか良いもの。おすすめだぞ。
商品名:ブルーインパルスティ
販売元:アートカフェShu(あーとかふぇ しゅう)
販売店舗:※東松島市内の下記店舗の他でも販売中。詳細は販売元の公式SNSでご確認ください。
・Harappa(はらっぱ):宮城県東松島市矢本字北浦485番地1
・あおみな: 宮城県東松島市宮戸字川原5-1