先月29日、善行の国道467号線沿いに店を構えるパン屋と記事にした『Panakenake（パナケナケ）』（以下、パナケナケ）。参考記事：「開店早々に完売も」駅から離れた人気パン屋「240円の“ほぼ中身”生ドーナツ」を食べてみた

朝8時にお店が開けば、看板商品を目がけて次々とお客さんがやってくる人気店。

前回の記事では、自家製カスタードと生クリームがたっぷり詰まった「生ドーナツ（240円）」をご紹介しました。

今回は、お食事系の人気惣菜パン「タルティーヌ（270円～）」にフォーカスします。

「『タルティーヌ』とは、スライスしたフランスパンに具をのせて食べる『オープンサンド』のことです」と話すのは、店主の小川さん。続けて「当店はこれがすごく売れるので、『タルティーヌ』専用のフランスパンを焼いています」と言います。

販売している「タルティーヌ」は全部で7種。1番人気は「ほうれん草とベーコン」、2番人気は「ハーブとトマト」だそうですよ。

本当はその2つをご紹介したいところですが、取材時「ほうれん草とベーコン」がまさかの完売（開店から2時間で...。人気商品の洗礼ですね。汗）。本日は「ハーブとトマト」「ツナと野菜」の2種類をいただきます。

『パナケナケ』の「タルティーヌ」は、ボリューミーな具と、具が乗ってもパリッとした食感をキープする軽やかなフランスパン生地が特徴。

小川さんは「物価高の影響から、具の量を再検討したこともありました。ですがやはりお客さまに楽しんでいただきたく、ボリュームは変えずに今に至ります」と言います。

「ハーブとトマト」は、ハーブ＆ガーリックチーズ＆フレッシュトマトのジューシーさが口の中でみごとに融合し、豊かな風味を広げます（もう1個買えばよかったと激しく後悔する美味しさ）。「ツナと野菜」は、玉ねぎの入ったツナサラダの上に、ほうれん草やブロッコリー、チーズを乗せて焼き上げたひと品。緑黄色野菜をしっかりと摂取できる、体に嬉しい「タルティーヌ」です。どちらも見た目以上に食べ応えがあるので、2個でお腹がいっぱいでした。

ご紹介した「タルティーヌ」以外にも、小川さんが「パン屋だからできる価格とボリューム」と話す商品がそろう『パナケナケ』。人気商品は開店早々に売り切れてしまうので、ご来店はお早めに。