佐賀市内にもところどころ桜スポットがありますが、中でも見ごたえ抜群なのが佐賀市諸富町の「徐福サイクルロード」。“サイクル”とありますが、もちろん歩行者も通行できます。この道は、1991年に廃止された旧国鉄佐賀線跡に整備されたもので、その長さ約5キロ！開通してから今年の6月で33年を迎えます。

今回は近隣の店舗で買い物後、横断歩道のある途中地点から入り、南佐賀から諸富方面へと少し歩きました。南佐賀側のスタート地点から行くと旧駅舎や公園もあるので、桜以外の見所スポットもいくつか楽しめますよ。

スタート地点や駐車場は？

ちなみに…徐福サイクルロードは専用の駐車場がありませんが、筆者は「橋の駅 ドロンパ」がある諸富港の駐車場を利用させてもらうことが多いです。先日、諸富支所の方に改めて問い合わせたところ、やはりこちらを案内していただきました。もちろん、施設利用の方がメインの駐車場となっていますので、長居は避けて、できるだけ短時間の滞在でお願いします。

その際は「橋の駅 ドロンパ」からしばらく歩くと、諸富方面からのスタート地点が見えてきます。入ってすぐは少しカーブがありますが、進んでいくと比較的まっすぐで見晴らしの良い道が広がります。

ここまでは過去写真。今回はあいにく、曇りの日の花見となりました。青空に映える桜色が見たいところでしたが、4月頭は雨の日が続くようで週末に。桜が雨に打たれる前の景色を目指して…

ぱっと見、満開？近づくとまだ蕾がちらほら。

約5kmのサイクルロードは、ところどころ横断歩道があるのでご注意ください。途中からでも道に入れるため、コースの長さを調節したい方にも利用しやすいですね。途中地点の「山領」あたりには、少し行くとコンビニエンスストアがあります。

フレーム内に桜とチューリップ、どちらもおさめられるスポットも♪

颯爽と駆け抜けていく自転車とすれ違います。この道を走るの気持ちが良さそう！写真撮影の際は、歩行や走行を妨げぬよう、まわりに十分お気をつけください。

木によっては満開のものもありました。こちらはふわふわと開く花の横で、じっと“そのとき”を待つ、蕾の姿も。木によって咲くスピードが少しずつ違うのも、ときどき手が届きそうな木に出会えるのも楽しい並木道。

地面を見たらわかるように、まだ散っている花びらは見当たらず、まさに“今から”満開へと向かっているように感じました。

今週、残念ながら予報では雨続き…。明日の夜から降るそうなので、明日の日中がチャンスかも？とはいえ、儚げながらも強い生命力を持つ桜たち。雨のあとにもまた、元気な姿を見られることを願います♪