数年前から耳にするようになった「クラフトコーラ」飲んだことありますか？

スパイスの香りが爽やかで、今まで飲んでいたコーラとは別物！
初めて飲んだときは衝撃でした！

そこから、「手作りできないかな？」と調べてみたら、
材料さえ揃えれば、家でも意外と簡単に作れることがわかりました！

普通の鍋なら、コトコトと15分ほど煮出して作りますが、
圧力鍋なら「一瞬加圧」するだけで、香りがしっかりと抽出されるんです。

火にかけている時間がぐんと短いので、あっという間にできちゃいます。

この夏、〈圧力鍋で！〉自家製のクラフトコーラを作ってみませんか？

【クラフトコーラ】って何からできてるの？

クラフトコーラの材料は、砂糖とレモンなどの柑橘類とスパイスとお水だけ。
とってもシンプルなんですよ。

・砂糖
今回のレシピでは「粗糖」を使いました。あまり精製されていない砂糖の方が、コクと風味があるので、おすすめです。きび糖やてんさい糖などもおすすめです。

・レモン
無農薬のものを使用します。手に入らない場合は、皮の表面を塩などでこすり洗いして、ワックスや防腐剤などを落としてから利用してください。皮ごとスライスして使います。

・しょうが
皮付きのままスライスしたものを３〜４枚。甘い中に、しょうがのピリっとした香りがアクセントになります。

・ブラックペッパー
粒のまま使います。ピリッとした刺激がアクセントをつけてくれます。

・クローブ（丁子）
スパイシーな香りは、クラフトコーラに独特の風味をつけてくれます。

・八角（スターアニス）
異国情緒あふれる華やかな香りです。かなり存在感があるので、入れすぎないように注意してください。

・シナモンスティク
今回は上品な香りの「セイロンシナモン」を使いました。そのまま、もしくは２つに割って入れてください。

・カルダモン
「スパイスの女王」と呼ばれる華やかで爽やかな香りが特徴。さやを割ると中に黒い種が入っています。種の方が香りが強いので、さやを割ってから、さやごと入れてください

市販のコーラは、色を濃くするために、砂糖を焦がした「カラメル（色素）」を加えることもありますが、今回は素材そのままの色で仕上げました。

圧力鍋で【クラフトコーラ】を作ってみよう！

1. レモンは皮付きのままスライスする。
2. 圧力鍋に砂糖、水、レモン、しょうがを入れる
3. ブラックペッパー、クローブ、八角、シナモンスティックをそのまま入れる。カルダモンはさやを割って中の種が見えるようにしてから入れる。
4. 砂糖が溶けるまで軽く混ぜたら、圧力鍋のふたをして火にかける（圧力切替がある場合は、「低圧」でOK）
5. 沸騰して圧力がかかったらすぐに火を止める。
6. そのまま圧力が下がるまで余熱でしばらく置き、圧力が下がったらふたを開ける。
7. 冷めたら、スパイス類を濾して、消毒した瓶などに入れて保存する。
（スパイス類を漬けたままで保存する場合は、３日を目安にスパイス類を取り出してください）

※冷蔵庫で１週間程度を目安にお使いください。

こちらの動画でも、作り方をご案内しています。

【クラフトコーラ】の楽しみ方

できあがったクラフトコーラのシロップは、色々な楽しみ方ができます！

・炭酸水で割って爽やか「自家製コーラ」

クラフトコーラのシロップ１に、２〜３倍量の炭酸水を注いでください。「強炭酸水」があれば、よりスッキリします

・牛乳で割って「コーラミルク」

クラフトコーラのシロップを牛乳で割ると、紅茶が入っていない「チャイ」のような風味に。冷たくても温めてもおいしいです

・かき氷シロップに

家でかき氷を作るとき、氷蜜の代わりにクラフトコーラシロップをかけると、スパイスの香りが大人の雰囲気のかき氷が楽しめます

・ハイボールに入れて「コークハイ」

ハイボールにクラフトコーラシロップをちょい足しすれば、自家製「コークハイ」に。
爽やかでごくごく飲めちゃうので、飲み過ぎ注意です

クラフトコーラのアレンジは？

今回ご紹介したレシピは、一例です。スパイスの量や組み合わせ、使う柑橘類の種類などをアレンジすれば、オリジナルのクラフトコーラも作れます。
手作りだから、甘さも調整できます（極端に砂糖を減らすと、保存に向かない場合がありますので、ご注意ください）

普通の鍋でコトコト煮ても作れますが、圧力鍋なら「一瞬加圧するだけ」でOKなので、より手軽にチャレンジできますね。

ぜひ、この夏は手作りのクラフトコーラを楽しみましょう！

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