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【鎌ケ谷市】令和6年度から小学1年生の学校給食費が無償化。給食センターの見学、試食に伺いました。

ajisai地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

鎌ケ谷市内の小中学校に提供される給食は、鎌ケ谷市学校給食センターで作られています。2024年3月鎌ケ谷まるごと給食審議会の皆さんが、見学、試食をされた際、撮影をさせていただきました。ありがとうございます。

鎌ケ谷市では、昭和44年より給食センターが設置され、完全給食が実施されてきました。平成26年4月に軽井沢に鎌ケ谷市学校給食センターが開業し、市内の全小中学校(小学校9校、中学校5校)に学校給食が提供されています。

画像提供:鎌ケ谷まるごと給食審議会
画像提供:鎌ケ谷まるごと給食審議会

今回、試食・見学会をされた鎌ケ谷まるごと給食審議会は、「学校給食をよりよくしよう」と活動している市民グループです。2021年5月から活動をスタートし、子どもたちが元気に健やかに育ってほしいと市内の農家さんを応援したり、映画の上映会などを通して、食の大切さを伝える活動をされています。鎌ケ谷ぐるりの会の方も参加されていました。

鎌ケ谷市学校給食センターは、衛生に配慮し、温度管理やエリアわけなどが徹底されています。災害時の応急的利用を考慮した整備もされています。

こちらは見学用の設備ですが、調理担当の方はエアーシャワーなども使用し、衛生管理を徹底されています。

アレルギー性疾患を有するこども達のための専用調理室も設けられ、表示義務7品目(小麦、そば、卵、乳、落花生、えび、かに)を除去した、アレルギー対応食が日々提供されています。近年は、どの子もできるだけ食べられる食材を使ったアレルゲンフリーの献立を増やしたことで、「以前より多くの食べ物が食べられるようになった」という喜びの声も実際に寄せられているそうです。

この日、中学校で提供されている献立を試食しました。この量は中学生のもので、小学校では、パンなども小さいものが提供されています。

画像提供:鎌ケ谷市学校給食センター
画像提供:鎌ケ谷市学校給食センター

日々、提供される献立は、鎌ケ谷市学校給食センターのHPでも紹介されています。

鎌ケ谷産の梨を使った鎌ケ谷産梨ゼリーは、夏から秋に旬を迎える梨を、夏以外の季節にも味わってほしいと、栄養教諭が企画し、市内の梨農家の梨を使い、企業と共同で開発されました。

市内では小学3年生が、給食センターの見学に訪れ、給食の作られる様子を実際に見ると、子どもたちの給食を残す量も、目に見えて少なくなるそうです。

当日は、事前に寄せられた給食についての参加者からの質問への回答を中心に、様々な意見交換がされていました。だしについての質問では、給食で提供されるみそ汁などの汁物の出汁は、かつおだしパック(かつお節とそうだがつお節の顆粒)といりこだしパック(にぼしの粉末)が使用されていると説明がありました。

先日、2月18日に開催された菌ちゃん先生こと吉田俊道さんの講演会でも、発酵食品やにぼしなどから微量栄養素を摂る食事を取ると、子どもたちの体温が上がり、学習意欲の向上などにもつながった成果が、紹介されていました。家庭でも取り入れたい習慣ですね。

鎌ケ谷市では令和6年度から小学1年生の給食無償化がされます。市内各小中学校のPTAによる、試食会は各学校にて開催されています。

鎌ケ谷市学校給食センター
住所:千葉県鎌ケ谷市軽井沢2049−4
電話:047-445-5640

鎌ケ谷市学校給食についてのHPはこちら

地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

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