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竹林、あじさい、海の絶景、そして…!鎌倉随一のエンタメ寺「長谷寺」の見所は10選でもたりない

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、鎌倉随一のエンタメ寺「長谷寺」をご紹介します。

長谷寺があるのは、江ノ電「長谷駅」から徒歩5分ほどの場所。”鎌倉の大仏” で知られる「高徳院」からは8分ぐらいです。

そして「鎌倉駅」からは2kmほど。筆者は「鎌倉駅」から鎌倉の街並みを楽しみつつ、お店を発見しながら歩いていくのが好きです。

さて、長谷寺は鎌倉で1、2位を争う ”あじさい寺” として有名ですが、それだけじゃありません。とっても見所が多く、鎌倉へ訪れる際にはぜひ足を運びたいお寺です。

【見所1】長谷寺は鎌倉で1、2位を争う ”あじさい寺”

長谷寺「あじさい路」
長谷寺「あじさい路」

鎌倉といえば、なんと言ってもアジサイです。山の斜面を生かした「あじさい路」には2,500株ものアジサイが植栽されており、たわわなアジサイの間をぬうように山の斜面を下っていきます。

本格的な見ごろを迎える頃には、ディズニーランドのアトラクション並みの待ち時間、そして混雑。平日の早朝など、混雑する時間をずらして訪れるのがおすすめです。

6月の長谷寺では「あじさい路」以外でも、さまざまな場所でアジサイを楽しむことができます。

あじさいは雨がよく似合います。6月といえば梅雨の時期ですが、雨でもガッカリすることなく「雨のなかのアジサイも綺麗だね〜」と、日本の四季を感じられるお出かけになるのではないでしょうか。

【見所2】長谷寺の竹林が風流すぎる

鎌倉で竹林といえば「報国寺」ですが、長谷寺でも美しい竹林を楽しむことができます。よく写真で目にするのが、経蔵の裏にある竹林とアジサイが織りなす風景。

上の写真はアジサイが5分咲きの頃。満開の時期はより華やかですが、5分咲きもまた、しっとりとした雰囲気で風流ですね。

経蔵から見る竹林も趣きがあります。竹林越しにアジサイを眺めることができます。

【見所3】アジサイと海のコラボも!長谷寺は海の絶景が楽しめる

長谷寺「見晴台」からの景色
長谷寺「見晴台」からの景色

お寺から海を楽しめるのも、鎌倉ならではのお楽しみ。長谷寺には見晴台が設置されており、鎌倉の街並みと由比ヶ浜をのぞむ景色は鎌倉随一と評判です。

長谷寺「あじさい路」からの眺め
長谷寺「あじさい路」からの眺め

じつは「眺望散策路(あじさい路)」からも海が見えます。より高い場所にあるので、見晴台からの景色とはまた違った景色。

アジサイと海を一緒に楽しめるなんて贅沢な気分になってしまいます。

【見所4】宝さがし気分!3ヶ所にある良縁地蔵をみつけよう

長谷寺の良縁地蔵
長谷寺の良縁地蔵

長谷寺では境内の3ヶ所に「良縁地蔵」が設置されています。よりそうお地蔵さんのニッコリした顔をみると、こちらまで顔がほころんでしまいますね。

3ヶ所すべての良縁地蔵を見つけると良縁に恵まれるとの噂が・・・!

長谷寺の良縁地蔵
長谷寺の良縁地蔵

広い境内で良縁地蔵を見つけるのは、思いのほか難しいので、どこにあるか事前情報なしに、ぜひ探してみてください。

宝探しのようで、見つけた瞬間に「あったー!」と嬉しくなりますよ。

【見所5】やさしいお顔をした「なごみ地蔵」

長谷寺の「なごみ地蔵」
長谷寺の「なごみ地蔵」

やさしいお顔をした「なごみ地蔵」は長谷寺でも人気のフォトスポットのひとつ。一緒に並んで写真を撮影される方も多くみられました。

名前のとおり、心がほっこりと和んでしまいますね。

アジサイも飾られており、さらに心がほっこり。

【見所6】経蔵内にあるマニ車を回転させよう

経蔵内にあるマニ車
経蔵内にあるマニ車

先ほどチラっと紹介した、竹林とのコラボレーションが風流な「経蔵」。中には回転式書架「輪蔵(りんぞう)」があり、一回転させることで、一切経をすべて読んだのと同じ功徳があるとされます。

ただ、輪蔵をまわすことができるのは、観音御縁日(毎月18日)、正月三が日、4月8日(灌仏会)、8月10日(四萬六阡日)のみ。

それ以外の日は、経蔵の壁に設置されている18基の「マニ車」を回してみましょう。

回転させることで、納められた経文を唱えるのと同じ功徳があるとされています。

【見所7】本堂(観音堂)で十一面観世音菩薩立像に出会う

長谷寺「本堂(観音堂)」
長谷寺「本堂(観音堂)」

本堂内は撮影禁止なので内部の写真はありませんが、とても立派な十一面観世音菩薩立像が鎮座されています。

高さ9mを越す、木彫物としては日本最大級の大きさ。その存在感に圧倒されますが、いつまでも見ていたくなる、惹きつけるものがあります。

本堂内ではお守りや御朱印を授かることができます。

【見所8】弘法大師が参籠したとされる「弁天窟」で冒険気分

長谷寺「弁天窟」、中は真っ暗
長谷寺「弁天窟」、中は真っ暗

四季折々の美しい花が咲き、竹林や海の絶景が楽しめる「長谷寺」。そんな長谷寺でひときわ異彩を放つのが「弁天窟」です。

弘法大師が参籠したと伝わる場所で、洞窟内の壁面には弁財天と、その従者である十六童子が彫られています。

途中、腰をかがめてくぐる場所もあり冒険気分。

弘法大師が参籠したという縁起から、パワースポットとしても注目されています。

【見所9】美しい…!枯山水庭園と書院(写経道場)

長谷寺の「書院」は、写経道場として平成25年9月に竣工しました。道具はすべて揃っており、毎日自由に写経が体験できます。

書院の前には美しい枯山水庭園があり、こちらも見所。

枯山水庭園とは水をつかわずに、白砂などで水面をあらわし、岩で山を表現する庭園様式です。長谷寺の枯山水庭園は手入れが行き届いていることがよくわかり、ため息が出るほどの美しさ。

こんな素敵な場所で、心を落ち着かせて写経をする時間は、大きな癒しが得られそうですね。

【見所10】珍しい!牡蠣の貝殻の絵馬に願いをこめて

長谷寺には「かきがら稲荷」という、珍しい名前の神社があります。

十一面観音像が漂流していた際、御尊体に付着した「かきがら(牡蠣殻)」が、この地に導いたという伝説から、かきがらをお祀りしています。

牡蠣の殻に、カラフルな紐が結ばれた絵馬。なんだかアートのようにも見えてきますね。

見所いっぱいの「長谷寺」を参拝しよう

長谷寺の見所をかけ足でご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?実はまだまだ、紹介しきれていない見所があります。

観音ミュージアムや、由比ヶ浜を一望しながらお食事ができる「海光庵」など、混雑していなければ立ち寄りたいスポットがまだまだ目白押し。

鎌倉には観光名所が多いだけでなく、カフェやレストラン、食べ歩きグルメなども豊富。行きたい場所を絞るのが大変ですが、もし「長谷寺」を訪れたことがないのなら、一度は足を運んでみることをおすすめします。

長谷寺
住所:神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
電話番号:0467-22-6300
拝観受付時間:8:00〜16:30(閉山17:00)/ 4月~6月 8:00〜17:00(閉山17:30)
拝観料:大人400円/小学生200円
公式サイト(外部リンク)

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