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大河ドラマ「どうする家康」では、関ヶ原の戦いが終わり、同じ夢を見た徳川家康と石田三成が此岸（しがん）の別れを遂げました。

「どうする家康」を見て、今すぐにでも関ケ原を訪ねてみたいと思った方もいるはず。今回は、どのように行くのか？ 滞在時間は何時間必要なのか？ 下調べは必要なのか？などをお伝えします。

関ケ原古戦場の最寄り駅は、関ヶ原駅。

東京からなら、新幹線を利用し名古屋駅で乗り換え、関ヶ原駅まで合計２時間40分前後です。交通費は片道11330円ですので、日帰りなら、ランチやお土産を加味し、予算は３万円弱です。

基本は関ヶ原駅→井伊直政陣地→記念館→決戦地→石田三成陣地

関ヶ原駅を降り跨線橋を渡ると、すぐに井伊直政陣地。井伊直政は、先陣を切ったという説もあり、関ヶ原駅は、東軍の最前線に位置します。

多くの方は、井伊直政陣地を見て、関ケ原古戦場記念館へ。記念館の展望所から決戦地や石田三成陣地を確認します。

なお、記念館のすぐ裏手が、徳川家康本陣が前進したあとの、最後陣地です。

決戦地は、関ケ原古戦場記念館（徳川家康最後陣地）と石田三成陣地の間にあります。

風光明媚な場所で、歴史に興味がなくても楽しめる場所です。なお、近くの廃校跡に駐車場があります。

石田三成陣地です（関ヶ原駅から歩くだけなら約30分）。

３時間が最低限の滞在時間！

多くの方がたどる、関ヶ原駅→井伊直政陣地→記念館（徳川家康最後陣地）→決戦地→石田三成陣地を往復するコースは、おすすめの「定番ルート」。関ヶ原の戦いの要所をクリアし、記念館の展望所から関ケ原全体を眺められます。

定番ルートを歩くだけなら、往復１時間ですが、記念館や各陣地の見学、お土産のチェックなどを含め所要３時間が目安。

東京の方なら、９時に東京を出て12時前に関ケ原。15時過ぎに出て、18時頃に東京駅に戻れます。

クルマの方は、記念館に駐車場があります。また、決戦地近くの廃校にも駐車場があります。

関ケ原はノープランで訪ねてもOK

関ケ原は、駅周辺にモデルコースがいくつか掲示されています。

例えば上は、徳川家康コースで、関ヶ原駅→徳川家康最初陣地→関ヶ原駅→古戦場記念館（家康最後陣地）→石田三成陣地→関ヶ原駅と回ります。２時間とありますが、これは歩くだけで、通常４時間半は見てください。

このほか、石田三成コースなどもあり、ノープランで訪ねても大丈夫です。掲示に書かれている時間は速足で歩くだけですので、倍の時間を見積もります。

関ヶ原駅前には、徳川家康と石田三成のイラスト。

古戦場記念館に向かうと、開戦、徳川家康本陣（本営）の前進、小早川離反、石田敗走など、シンプルで分かりやすい横長の展示がありますので、１人だけ歴史に詳しければ、同行者に説明ができます。

石田三成陣地からは、関ケ原の全容が見えますので、ここは予習しておくと楽しめます。

島左近、大谷吉継については、ブラタモリ関ヶ原編が分かりやすく、かつ興味深いです。

【ブラタモリ関が原・全ロケ地】タモリさんが関ヶ原の戦いの舞台を探る#239（とらべるじゃーな！）

また、毛利隊がいる山の麓を押さえ、毛利隊を動かさなかった吉川広家の逸話は、ブラタモリ錦帯橋編で触れています。

【ブラタモリ錦帯橋・全ロケ地】世界唯一の美の極みを訪ねる#252（とらべるじゃーな！）

土日祝日は、関ケ原古戦場記念館は早めに

関ケ原古戦場記念館には、ほとんどの来訪者が１度は立ち寄りますので、土日祝日は早い時間に訪ねたいです。

なお、１階映像展示（グラウンド・ビジョン及びシアター）は、確実に見たい場合は予約が安心です（公式サイト）。初回は9:45ですが、この時間帯は展望所に行く人が少なく、展望所や景色をゆっくり撮影したい場合は狙い目です。その場合、10:00の放映を狙います。

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