【河内長野市】稲刈り直前!つなぐ棚田遺産・惣代の棚田を南青葉台側から見えるスポットをご紹介します。
地元の人の話では秋祭りが終わるといよいよ本格的に稲刈りが始まるそうで、そうなれば今年の新米が食べられますね。とはいえ個人的には、稲刈り直前の実った稲穂が頭を垂れる姿の田んぼの姿がいちばん好きです。
田んぼの中でも階段状になっている棚田は独特の美しさがありますね。南河内地域では、千早赤阪村の下赤阪の棚田がとにかく有名です。しかし、河内長野には惣代(そしろ)の棚田があります。今回は、稲刈り直前の惣代の棚田の様子を見てきました。
つなぐ棚田遺産でもある、惣代の棚田に行く場合は、三日市駅からバスに乗って南青葉台バス停で降りるのが最も便利です。
南青葉台バス停から見ると東側、南青葉台第一公園横の道から、惣代の棚田に行けます。
まずは棚田を上から見下ろしてみましょう。
ここが棚田の最も上の部分です。
道の先には幟が見えています。あそこが最も景色が良いところのようです。
その場所に来ると「つなぐ棚田遺産」の幟がありました。
そして惚代の棚田が選定されたことを示すパネルです。ちょうど田植え直後の写真ですね。
では実際に棚田を眺めてみましょう。段々状にずっと先のほうまで続いています。
反対側です。ここはもう水田としては使われていないようですが、以前見た時と比べて整備されていました。やはりつなぐ棚田遺産に選定されたことも影響していそうです。
段々畑の途中にはため池が見えます。
稲穂を拡大しました。これは棚田も普通の田んぼも同じだと思いますが、稲穂の実がさらに大きくなってずっしりと重くなっているように見えました。
棚田の先に見える住宅地は南青葉台。惚代の棚田の見下ろせる位置から見ても、先のほうが見えません。しかし隣り合わせになっている南青葉台を北方向に歩いていけば棚田の先が見えると思い、ここでいったん南青葉台に戻って棚田が見える位置を探ることにしました。
ちなみに南青葉台の航空写真です。右側(東側)を見ると、まるで南青葉台に貼り付いているように惚代の棚田が縦長に続いているのがわかります。
南青葉台に戻りました。北方向に続く道、南青葉台で最も東側にある道で、すぐ隣が惚代の棚田になります。
東の道沿いに歩いていくと、さっそく棚田が見えるスポットに遭遇しました。
ここです。ここは南青葉台と棚田を結ぶ道でした。
道すがら棚田を見ます。
ちょうど彼岸花が咲いていますね。
道を降りて棚田のすぐ下側まで降りてみましょう。
この位置からだと、棚田を見上げることができます。既に稲刈りの機械が動いていましたが、稲刈りの開始というより機械の試運転のようにも見えました。
このスポットを地図で見ると、どのあたりか確認しましょう。
地図で見るとこんな感じです。南青葉台バス停から幟とパネル版があったビュースポットに立ち寄ってから南青葉台の東の道を北上しています。北上している道よりもさらに東側に道がありますが、ここはどうやら農作業をしている方が使用する道のようでした。
再び南青葉台の東端の道を北方向に歩いていきます。
正面に建物が見えます。これは南青葉台会館です。
南青葉台会館のすぐ横も棚田が見られるスポットです。バスからも一瞬見えたところで、場所が会館のすぐ隣なので、南青葉台在住者にとっては有名なところかもしれませんね。
ここからちょうど機械が動いていて稲が刈り取られているのが見えます。ただ棚田の端の部分だけ刈り取っているようなので、独特の文様が棚田にできているようでした。
少しだけ動画に撮りました。
このスポットにため池があります。ため池の名前を調べてみましたが、名前は不明です。
ため池が間にありますが、棚田はさらに続いています。
棚田の下のほうはどうなっているのでしょう。
今回棚田を見たスポットです。南青葉台会館のすぐ北側にあり、また地図上でもため池が描かれています。
さらに北に向かいました。この辺りが南青葉台の北端付近。そこに公園があります。
南青葉台第4公園です。他のスポットは道路の横なので、車などが通行することもあり危険ですが、ここは公園内なのでその心配がありません。ベンチもあります。では、南青葉台第4公園から棚田はどう見えるのでしょうか?
公園の前に木があって遮られるのですが、公園の南端には木がないところがあり、ここから棚田が階段状に続いているのが見渡せます。
手前には先程のため池が見えます。そして棚田はずっと奥のもしかしたら最初に見えた幟などがあるあたりが見えているかもしれません。
実はこの辺りが棚田の最も下の部分のようです。木の枝に遮られますが、下の部分の棚田が見えます。
今回はこんなルートで歩きました。ちなみに南青葉台第4公園の中で、最も南端から見ると木の枝に遮られることなく綺麗に棚田が見えました。
ということで、稲刈り直前の惚代の棚田の見えるスポットを紹介しました。既に刈り取りが始まろうとしているタイミングです。バスで簡単に行けるスポット。タイミングが合えば今年も存分に実った美しい棚田を眺めてみてはいかがでしょう。
南青葉台第4公園(惚代の棚田ビュースポット)
住所:大阪府河内長野市南青葉台4-23
アクセス:南海三日市町駅からバス 南青葉台口バス停から徒歩5分
※記事へのご感想等ございましたら、「奥河内から情報発信」ページのプロフィール欄にSNSへのリンクがありますので、そちらからお願いします。