増え続ける年賀状を攻略し、我が家の片づくルール作りの第一歩を!
こんにちは、藤原友子です。
片づけには選ぶ力が必要です。私は、小中高の4人の子どもと夫と、いつもキレイじゃないけど、何かあればすぐ片づく家に暮らし、4人の子を「片づけができる子」より「自分のモノを自分で選び管理できる子」に育てるため、日々奮闘中です。
さて、もうすぐ12月。クリスマスの準備もありますが、お正月を迎える準備も頭に入れておきたいところです。
年賀状の収納や保管はどうしてる?
お正月準備といえば年賀状。
もうSNSでやり取りをする人も多く、出さないという選択をする人も増えてきています。とはいえ、やはりまだまだ年賀状のやりとりはあるでしょう。
今、100円ショップではクリスマスグッズに並んで、まだ控え目ではありますが、年賀状作りのグッズや年賀状を収納するグッズなども出始めています。
毎年新しいモノが登場するので、今年のおすすめの年賀状収納グッズはありますか?と聞かれることもあるのですが、私は正直よくわかりません。
なぜかというと、年賀状の収納をそこまで重要視していないからです。
増え続ける年賀状を、どう収納するかより大切なこと
皆さんは、年賀状を何年分、保管していますか?
1年分? 2年分? 3年分? そんなのわからないほど家にある人もいるかもしれません。
量が多くなると、「どうやってたくさんの年賀状を収納しよう?」ばかり考えてしまいますが、年賀状は、どう収納するかではなく、どう付き合うかが大事です。
年賀状の保管年数を決めていますか?
ちなみに、我が家の年賀状の保管年数は1年。はじめは2年にしていましたが、1年分保管に落ち着きました。
引っ越しをし、新しい住所に変わった人の分は、すぐ住所録を書き換えているので、実は、年末に年賀状を見返すことは、ほとんどありません。
大事なのは、1年間分保管しておくことがよい、ということではなく、何年でもいいから我が家は〇年分保管!とルールを決める事です。
ルールがないと、出ていくこと(捨てる機会)がないので、どんどん貯まるだけ。(ちなみにこれまでの私が知る年賀状保管年数最高は30年)
だから、
1年?
3年?
5年?
保管しない?
写真付きの年賀状だけ保管?
色んな選択肢から我が家に合いそうなルールをとりあえず決めてください。
やっぱり短すぎたな、とか、長すぎたかな、と思うのであれば調整すればいいのです。
年賀状の保存年数の正解を求めてこの記事にたどり着いた人もいるかもしれません。でも、正解は自分で選び決めるもの。
モノや情報の溢れる現代社会では、自分なりの正解を選ぶ事ができないと、あっという間にモノや情報に翻弄されてしまいます。
年賀状の専用のケースは必要か?
年賀状の保管年数さえキチンと決めておけば、年賀状を保管するのに、たいした収納グッズは必要ありません。
ポケットファイルもありますが、乾燥した手で、苦労しながら一枚一枚年賀状をクリアポケットに入れていく作業は面倒です。
何度も見返す年賀状であれば、ポケットファイルの方が、繰り返し見やすいですが、そこまで目を通すことはなかなかないですよね。
100均の保管ケースも、よいものはたくさんありますが、わざわざケースを買わなくても大丈夫!
わかりやすく、まとめておくだけで十分です。
また、保管年数が決まっていると、年賀状の量が増えていくことはありません。新しい年賀状が入ってきたら、保管年数の終わったものを手放すだけ。
保管年数を決めておくことで、毎年保管ケースを買い続ける必要がないのです。
年賀状を捨てることは、ひどいこと?
年賀状でしか交流していない人もいるでしょう。だからといって頂いた年賀状を捨てるのは、決してひどいことではありません。
年賀状の保管期限を決め、期限が来た年賀状を手放す時、
また今年も年賀状のやり取りが出来たことに感謝し、本当に大切にしたいモノだけを残し、その人の最新情報を上書きしていきましょう。
実は年賀状だけではない、家の中の保管年数を決めてほしいモノ
実は、家の中には年賀状だけではなく、保管期限を決めておくとよいモノがほかにもあります。
例えば、洋服などもそうです。
モノは、食品と違い賞味期限がないので、一度家に入れると、ずっと家の収納の中に居座り続けることがあります。
だから、食品の賞味期限のように、保管の年数のルールを決めておくことで、手放すきっかけができ、
モノが家に入り、一定期間に家にとどまり、そのあと、家から出ていくというモノの流れを作ることができます。
モノの流れを作るきっかけに一番向いているのが年賀状です。
もうすぐ2022年の年賀状のコトを考える時期です。ぜひ、どんな年賀状にするか、だけでなく、我が家の保管ルールを考えてみてはいかがでしょうか。
コチラの動画でも説明しています。3分半でコンパクトにまとめているので、家事などをしながら聞き流していただけると嬉しいです。