函館の名店“あじさい”のカップ麺限定メニューが登場!!「函館麺厨房 あじさい 辛塩拉麺」をレビュー
「函館麺厨房 あじさい 辛塩拉麺」を食べてみました。(2024年7月23日発売・東洋水産)
この商品は、北海道函館に本店を置く老舗有名店“函館麺厨房 あじさい”のカップ麺限定メニューを同店監修によって再現したもので、チキンやポークをベースに昆布の旨味を利かせ、ラー油や粗挽き唐辛子などの辛みを加えたことによって暑い日にこそ食べたくなる一杯、“函館麺厨房 あじさい 辛塩拉麺”となっております。
では、今回の“函館麺厨房 あじさい 辛塩拉麺”がどれほどチキンやポークをベースに昆布など魚介出汁を利かせた後味の良い塩スープに仕上がっているのか?カップ麺限定メニューとして加えたラー油や粗挽き唐辛子などの辛み、すすり心地抜群な角刃の細麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(97g)当たり448kcal。
食塩相当量は7.0gです。
次に原材料を見てみると、チキンやポークをベースに昆布の旨味を利かせ、ラー油や粗挽き唐辛子でメリハリを付けた後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。
では、熱湯を注ぎ2分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
その後、特製油を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、すっきりとした塩スープに辛み・コクを引き立てた後味の良い一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、細いながらもガシッとした強いコシがあり、ほどよく“ちぢれ”を付けた仕様となっており、そこにチキンやポークをベースに昆布の旨味を利かせ、ラー油や粗挽き唐辛子で辛みを加えたメリハリのある塩スープがよく絡み、ラー油の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの味付豚肉以外にメンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、ピリ辛な塩スープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどすすり心地の良い角刃の細麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、ポークやチキンをベースに昆布の旨味を利かせ、ラー油や粗挽き唐辛子による辛みが加わったことでちょうど良いアクセントをプラスしているものの、全体的に辛みの主張が割と強く、非常にあっさりしているせいもあって、どうしても本来の旨味が弱く感じられます。
ということで今回“函館麺厨房 あじさい 辛塩拉麺”を食べてみて、函館の名店“あじさい”らしいあっさりとした塩スープにラー油や粗挽き唐辛子の辛みを加えることによって後引く辛さがクセになる味わいとなっていたものの、辛さのインパクトが強すぎて物足りなさを感じてしまう…そんな若干バランスの悪い一杯となっていました。
やはり“函館麺厨房 あじさい”と言えば…非常に透明度の高いあっさりとした中にも素材の旨味がしっかりと感じられる飽きの来ないテイストが人気ですから、また改めてブラッシュアップされた看板メニューの再現カップ麺に期待したいところではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「函館麺厨房 あじさい」監修カップ麺 “辛塩拉麺” 後引く辛さがクセになるあっさりとした一杯