誰も知らない【子どもらしい子どもの正体】を性格心理学に詳しいカウンセラーが詳しく解説します。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「子どもらしい子どもの正体」というテーマでお話したいと思います。
私は、主に、キャラ診断アドバイザー養成講座で、『生まれつき性格』をお教えしているのですが、そこで、「大人タイプ」「子どもタイプ」という大きな概念が出てきます。
ここで言う「大人タイプ」とは、保護者がいなくても大丈夫な人のことです。
ここで言う「子どもタイプ」は、保護者を求める人のことです。
「子どもタイプ」は、「愛されたい、守ってもらいたい、受け入れられたい、褒められたい、保護して欲しい」と思う傾向が強いです。
よく世間で、元気いっぱいで明るい子どものことを、「子どもらしい子ども」と表現することが多いのですが、俗に言う「子どもらしい子ども」と言われるのは、大人タイプの中のお母さんタイプであるであることがほとんどです。
そう、大人タイプであるお母さんタイプの子どもは、恐れを知らない、怖がりじゃないことが多いので、無邪気に元気にワイワイと遊びますからね。そのあたりが、「子どもらしい子ども」と言われる所以でしょう。
いっぽう、子どもタイプの子どもは、怖がりなため親の側から離れたがらなかったり、親の顔色を窺ったりして、元気いっぱいに遊ばないことがよくあり、「子どもらしくない」と言われることが多いのです。
子どもらしい子どもは、大人タイプであることが多く、
子どもらしくない子どもは、子どもタイプであることが多いです。
このあたりが、生まれつき性格を理解するのが難しいと言われるところです。
少し整理してみますね。
大人タイプであるおじいさんタイプの子どもは、子どもらしくないです。
大人タイプであるおばあさんタイプの子どもは、どちらででもないです。
大人タイプであるお父さんタイプの子どもも、どちらでもないです。
大人タイプであるお母さんタイプは、子どもらしいです。
子どもタイプである長男タイプは、やや子どもらしいです。
子どもタイプである長女タイプは、やや子どもらしくないです。
子どもタイプである二男タイプは、やや子どもらしくないです。
子どもタイプである二女タイプは、やや子どもらしいです。
子どもタイプである末っ子タイプは、やや子どもらしくないです。
よって、子どもらしい子どもが子どもタイプであり、子どもらしくない子どもが大人タイプであるということは決してありません。
逆に、子どもらしい子どもが大人タイプであり、子どもらしくない子どもが子どもタイプであるということが多いのが実情です。
よくわからなくなってきましたか?
ここでもう1度、大人タイプと子どもタイプの定義をしますね。
大人タイプとは、保護者がいなくても大丈夫な人のことです。
子どもタイプとは、保護者を求める人のことです。
さらに、愛で言えば、
大人タイプは、愛する愛を実践する人です。
子どもタイプは、愛される愛を望む人です。
繰り返しになりますが、生まれつき性格に良い悪いはなく、大人タイプ・子どもタイプ、どちらが優れているということはなく、どちらが劣っているということもありません。
また、生まれつき性格は一生変わることはなく、大人タイプは、生まれてから死ぬまで大人タイプ、子どもタイプは、生まれてから死ぬまで子どもタイプです。
あなたは、どうでしたか?
子どもらしい子どもでしたか?
それとも、子どもらしくない子どもでしたか?
自分が子どもタイプか大人タイプか知りたい、キャラ診断についてもっと深く知りたい…とおっしゃる方は、どうぞ性格心理学に詳しいカウンセラーまでお問い合わせください。
というわけで、今日は、「子どもらしい子どもの正体」というテーマで、お話させていただきました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。