Xゲームズ・オスロで日本が金2個目の快挙! 角野友基がビッグエア種目で初優勝
ノルウェー・オスロで開催中のエックスゲームズで、日本人勢が次々と異例の快挙を遂げている。27日、男子スノーボード・ビッグエア決勝で、角野友基(かどの ゆうき)が優勝。ビッグエア種目における日本人の優勝は史上初となる。
前日には、男子スノーボード・スーパーパイプ決勝で平野歩夢が優勝。オスロでの今大会で日本が2個目の金メダルを受賞した。エックスゲームズの大会史上では、初の優勝者は2001年のウルトラクロスで優勝した瀧澤宏臣選手。平野選手に続き、角野選手は金メダルを獲得した3人目の日本人となる。
20名の予選から決勝に進んだのは計8人。角野選手は、決勝に進んだ唯一の日本人。計2回のランで、最高得点となった1回目に90.66点、2回目に43.44点を記録した。
2位はマックス・パロット(カナダ)で最高得点90.33点、3位はビリー・モーガン(イギリス)で79.33点。角野選手と2位のパロット選手の差はわずかだった。
大会中、司会者たちは「アユム・ヒラノに続く2人目の金となるか!?」と、何度も平野歩夢選手の名前を口にしていた。今大会で、日本はスノーボード競技において予想外の大きな注目を浴びている。
90.66点という記録が掲示板に出た直後、地元のアナウンサーに英語で「優勝できると思いますか?」と聞かれ、照れながら笑顔で「イエス」と答えていた。
ビッグエア種目はオスロ中心地・ムンク美術館前にあるトイエン公園で開催され、野外コンサートも行われた。主催者によると、会場には2万人の観客が訪れた。
別記事「平野歩夢がX Gamesオスロで初の金メダル スノーボード競技で日本人優勝は大会史上初」
Photo&Text: Asaki Abumi