【大賞評価ポイント】

毎年この時期になるとニュースで知る機会が多いはずの「大阪岸和田だんじり祭り」。今年は岸和田市の市政 100 周年を祝う特別曳行が実施されました。

青空を背景に威勢のいい祭りの様子を、得意のカメラワークできれいな画像を多用して臨場感たっぷりに伝えています。

「通常の曳行では決してみる事の出来ない風景」「今後生きている間にこのような風景はみる事が出来ないだろうと思うと、少し特別な感情が湧き上がってきた方も多いはず。」などの言葉から、Rainbowmommy さんのこの祭りへの強い思いが伝わってきます。「纏」 や「彫り物」といった「個人的におすすめな見どころ」について丁寧に調べられていて、興味深く読み進めることができました。

単に「イベント（第一回の試験曳き）に行ってきた」というだけではなく、第二回試験曳きや祭り本番へ読者が参加したくなる「行動促進」する内容となっています。地域愛、文字数・画像数、情報量 いずれもボリュームたっぷりの圧巻の記事でした。

【評価ポイント】

最近流行のコストコ再販店、どの地域でも注目度が高いようですね。その中でこの記事は「コストコお買い物代行」という他店にはあまり無いであろう「地域密着」な特徴をしっかり取材して、伝えています。

また、飲食店がミニコストコを始めたきっかけをオーナーに取材。開始当初からの客層・品ぞろえの変化を盛り込み、地元民に寄り添って店舗を運営している経緯が伝わってきます。

全国に多数ある店舗でもその店舗ならではの特徴が盛り込んである記事は、「地域ニュース」としての情報価値が高まります。

【評価ポイント】

地元に新規オープンしたパン屋を初日に取材。まさに「地域のホットニュース」として、価値の高い情報をスピーディーに伝えています。

店長の店舗オープンへの思い、素材へのこだわりを記事に盛り込み、種類豊富なパンをシズル感たっぷりの画像を多用して伝えています。カウンターの奥の作業スペースの画像からは、店員の方が丁寧に作業している様子が垣間見えます。地元の方だったら思わず行ってみたくなるのではないでしょうか？

【評価ポイント】

鉄板の上で「ジューッ！」とはじける肉汁と脂の音が聞こえてくるような、シズル感あふれるサムネイルです（それにしても分厚い肉ですね……）。

肉や野菜、スープなどの画像を多用し、情報たっぷりに伝えています。そして「サラダバーを切らせず補充してくれる」スタッフの対応にも触れ、店内の様子が想像できました。

【評価ポイント】

丸亀市担当「へんも」さんは本職が住職という異色クリエイター。丸亀市「らしからぬ」グルメリポートをいつも届けてくださっています。

今回は地元で人気の焼肉屋が提供する、お得感たっぷりのランチリポート。分かりにくい場所にある店舗への経路から、メニュー、オーダー方法まで詳細に解説しています。思わず焼肉のお口になってしまうような、臨場感たっぷりの画像と食リポ、ごちそうさまです！

【評価ポイント】

タイトルから「なぜ閉店する店舗の食リポを？」と思って読み進めると、なんと付近で移転再開するとのこと！ まさに「読者への行動促進」になっています。伏線からその回収まで、食リポ以上に読み応えのあるニュース記事でした。

店主へのインタビューからは、食材や店舗に対する強いこだわりが伝わってきます。近所にあったら新店舗へ訪問したくなりませんか？