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茹でる?レンチン?「とうもろこし」これしないと節約できないかも【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

とうもろこしの美味しい季節になりました。スーパーの一番目立つ場所や、直売所などで目にする機会が多い時期です。関東の平野地では、最初の旬が終わりになりますが涼しい高原産地や北海道、東北などのものなどは、まだまだこれから出荷が続いてきます。黄色や白いとうもうろこしは、よく見かけますが去年から、注目を浴びているのが、バイカラーと呼ばれる黄と白のマダラ模様のとうもろしが「ドルチェドリーム」です。品種の詳細は最後にしますが、まずは食べるとき、みなさんはどのように調理していますか?

茹でる?

もちろん茹でてもいいのですが、たっぷりのお湯をわかすのは、光熱費もかかるし、暑いこの時期、正直言ってやりたくないですよね。そういう意味でも、茹でる際には、とうもろこしが半分だけ浸かる量でOKです。5分ほど茹でたら、トングなどで裏返して残りの半分を茹でるという方法なら、大量のお湯をわかす時間も、コストも抑えられて楽々です。

レンチン?

暑い時期は、やっぱりレンチン派の方もたくさんいると思います。皮をぜんぶむいてからラップをしてレンチンすることも間違ってはいないのですが、私はおすすめしていません。ラップがもったいないので、薄皮一枚残して、そのままレンチンすれば、薄皮がラップのかわりになり問題なく調理できます。そして、そのあと茎の部分をカットしてヒゲを皮と一緒に引っ張れば、きれいにヒゲもごっそり取れて美味しく食べられます。詳細は、過去記事 ヒゲが一瞬で取れる【とうもろこし】皮つきのまま即これをやってみて!農業女子が伝授をご覧ください。

大注目の品種「ドルチェドリーム」

比較的、新しい品種の「ドルチェドリーム」は、バイカラーとよばれる黄と白のまだら模様が特徴なのでわかりやすいです。基本糖度が高く、本格的に栽培がはじまったのがごく最近のため、まだまだ流通量は少ないです。夏のレジャーで地方にお出かけした際には、直売所などみると置いてある可能性もありますので、ぜひチェックしてみてください。とにかく水分量が多く噛むと、口いっぱいに甘みが広がり、スイーツを食べている感覚になるほどです。正直言って、美味しい品種すぎて、教えたくない!こっそりひとりじめして食べたいとうもろこしです。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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