最大100人収容!!世界最大級のサウナにモンスター討伐に出かけたら完膚無きまでに返り討ちにあった件
サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。
2023 年最後のサウナレポートは、長らく「サウナ不毛の地」であった吉祥寺に爆誕した「MONSTER WORK&SAUNA」さん。
12/25 に満を持してオープンしたばかり。この規模の人気駅に今まで何故サウナが無かったのか不思議なくらいで、吉祥寺民、そして中央線沿線のサウナーにはビッグなクリスマスプレゼントでありました。
グランドオープン4日目、そして年末年始休暇の時期の吉祥寺とあって、さすがに混み合っている模様。この日は一人2時間の制限あり。
入り口で LINE 登録して(系列店の西荻 ROOF TOP で登録済み)順番待ち。30 分待ちとの事。
30 分後に LINE に入館 OK のお知らせが届く。
ちなみに入退館と決済は全て QR コードと LINE で行い、決済方法は現金以外の方法、クレジットカードか各種電子マネーのみ。 この辺は系列店であるお隣西荻窪の「ROOFTOP」と一緒である。
今さらながら「サウナって流行ってるよな〜」などと。
地下への階段を下りて入館の手続きを済ませると、そこで靴を脱いでビニール袋へ入れる。すぐ前のカーテンをくぐると、そこはもうロッカールームであった。
内気浴で羽織るガウンとタオルが入っていないと思ったら、ロッカーの上にガウンが置いてあった。大小のタオルは浴室の入り口前の棚にある。
浴室以外では着用必須の黒いガウンは前開きでボタンで止めるタイプ。膝丈くらいの長さで、落合陽一が着てる服みたいで(笑)なかなかお洒落な感じ。
裸ん坊でいるのは浴室内だけで、パウダールームを兼ねたコミュニケーションスペース、ととのいエリアのサイレントスペースではガウンの着用必須。
コワーキングスペースも兼ねているコミュケーションスペースを覗いてみた。モノトーンな配色で統一されていてクールだ。コンセント付きの長テーブルと、丸いテーブル席。自販機にはスナック菓子やノンアルコールビールも。
足元に真っ黒い掃除機ロボットがやって来てびっくり。どこか『スターウォーズ』っぽいそのロボットが甲斐甲斐しくフロアを巡回清掃している。液晶部分に目?が付いていて、時々まばたきするのが可愛らしい。
洗面台のドライヤーは海外製のものだろうか。一部はダイソン製のもの。
浴室に入る手前に細長い廊下状のスペースがあり、ここでガウンを脱ぐ。ガウンやタオルを掛けるフックがずらりと並んでいるが、どれが自分のガウンか分からなくなりそうだったので、一番端のフックへ。
このスペースは人とすれ違うのがやっとくらいに幅が狭くて詰まりがちだったので、手早くガウンを脱いで浴室に入りたい。
こちらもモノトーン調で天井が低めの浴室はいかにも「地下サウナ」という感じの落ち着いた雰囲気であった。浴室中央にはプールのような巨大な水風呂。収容人数は 30 人!
この巨大水風呂を挟んで両側に立ちシャワーのブース。シャワーは片側に6つずつ。左右対称のシンメトリーな構造が美しい。
各シャワーに備え付けのアメニティーは POLA のもの。
新規開店と年末休暇が重なり並び待ちするほどの盛況ぶりだが、サウナも水風呂もキャパ充分で、混んでいたのは、一時この両側のシャワーが全部埋まっていた時くらいのものであった。
並んで立ちシャワーしているお客さん達(客層は若く、私が一番おっさんだったような気も)の背中を見るともなしに見ていると、今更ながら「サウナって流行ってるんだな〜」と、しみじみ。
まるで「イナバの物置」的な・・(笑
シャワーが済むと、黒いサウナマットを手に「世界最大級」というモンスターサウナルームへ・・。
ちょ、これはww
「イナバの物置」の CM やないねんから・・(笑。
その最大収容人数 100 人。入場制限のおかげか、この日は埋まってる時で 40人前後くらいであったが、笑い出してしまうほどの広々さである。
中央に幅広のモンスターサイズのストーブ、両サイドにそれぞれ少し小ぶりのストーブが置かれている。入った瞬間から「熱っw」っとなって、5段ある席の一番下の段に着席。最下段でもこの熱さか・・メガストーブの正面だと熱いので、ストーブを避けた入り口前の1段目に座るしかないという、実はサウナ弱者の筆者であった。
しばらく耐えていると、メインストーブの上から滝のカーテンの如し「ナイアガラロウリュ」がスタート。注水は4秒間くらいのものであったが、15 分毎と間隔が短いので、これにより常にサ室内が高湿度に保たれている模様。
およそ 8 分が限界で、フラフラになってサウナを出る。
中冷温とシングル、「一石二鳥」な巨大水風呂
水風呂はどういう仕組みなのか、ひとつの浴槽の中で温度エリアが分かれている。サウナ室側は 16 度近辺、浴室入り口サイドは 9.9〜10.2 度くらいを行ったり来たりしていた。「シングル」ってやつですか。
とりあえず 16 度エリアでマイルドに冷やされて2セット目へ突入・・の前に、水分補給せねばと給水器を探すも見当たらなかったので、ガウンを来てロッカーの中のスポドリを取ってくる。
2セット目はせっかくなので最上段席へ・・私もサウナライターの端くれである・・覚悟を決めろ。しかしながら最上段、水通し後で1分が限界でした(笑。
5段目から3段目へ移動するも、そこも熱過ぎて結局1段目のストーブ前を避けた入り口前の席へ・・合わせてやはり8分だったか。
水風呂、今度はシングルの温度帯エリアへ。デジタル水温計は 9.9 度とあったが・・そこまで冷たいかな??この水温だとせいぜい 30 秒が限界のはずが、1 分、2 分・・と気持ち良く浸かっていられた。
みんな両サイドの壁側を背にして冷やされていたけれど、真ん中付近に入ってる人はいない。真ん中は両端の中間くらいの水温なのだろうか・・。
みたいな事を考えていたら、水面のゆらゆらでトリップが訪れてきた。。
コスモビルの地下で「コスモ」(小宇宙)を感じる
しかしこの設定だと回転が早そうで、1時間コース(平日 1480 円)でも、サウナ 2 セット + 瞑想エリアの休憩 15 分で組めるのではなかろうか。
2 時間(平日 1980 円)であれば、4 セット & 休憩 30 分といったところか。
最後に再びガウンを着ると、サイレントスペースでととのい瞑想休憩。こちらもモノトーンで統一された空間で、ブラックのインフィニティ・チェアが 50 台かそれ以上は並んでいるだろうか。一部、壁で区切られた小さめの部屋があり、そちらはさらに薄暗い(満席でした)。
このサイレントスペースはおしゃべりは禁止、ただしスマホとドリンクの持ち込みは可(撮影はサイレントエリアもコミュニケーションエリアも禁止です)。
サウナと水風呂はそのキャパゆえ全く混んでる感は無かったが、こちらは人気のようで9割方の座席が埋まっている。
壁際のサーキュレーター近くの席を見つけて、インフィニティを倒して横になる・・うああ・・これは最高だわ。静かなヒーリング・ミュージックで鎮まる。。
ガウンを1枚着ているのもまた良いのだろう。系列店の「ROOF TOP」の屋上外気浴も爽快だけど、地下のこんな内気浴も実に良き。。
やはりサウナは熱いほど、水風呂は冷たいほどが正義なのか・・この落差はガンギマリ不可避であった。暴力的にノックアウトされた後のチル味は渋谷の「サウナ道場」に近いものを感じる。
2024 年夏、三鷹駅前にも新サウナ(男女)がオープンの予定!!
それにしても、吉祥寺にこんな回復スポットが誕生したのは感慨深い。
これで中央線のこの並び、吉祥寺の「モンスターサウナ」、西荻に「ROOF TOP」、荻窪には「なごみの湯」、ひとつ飛んで高円寺に「サンデッキ」と「サウナリウム」ですか。
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こうなると、「阿佐ヶ谷」にもサウナ専用施設が欲しいところ・・メッセさん、どうでしょうか(笑。
と、ここで予期せぬ朗報が!
なんと吉祥寺に続いてお隣の三鷹にもサウナを作る計画らしい。来年の夏にオープン予定(開発が夏からなのかもしれないです)。しかも今度はお風呂付き!
MONSTER とも ROOFTOP ともまた一味違ったサウナを仕掛けてきそうで、来年が楽しみである。
職場が吉祥寺・三鷹エリアの筆者。お風呂付きであれば、その三鷹の新店をホームサウナにしてしまうかもしれない(笑。。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
2024 年も素敵なサウナ・ライフを。
MONSTER WORK & SAUNA(公式サイト)
料金:平日 1480 円(1時間延長毎に +500 円)土日祝 1980 円
レディースデー : 毎週火曜日(2 時間 1960 円〜)
営業時間:8 : 00 〜 24 : 00
定休日:なし
アクセス:JR 中央線「吉祥寺駅」徒歩 2 分
駐車場:なし
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