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【キャンプを始めようvol.1】失敗しないキャンプ場の決め方をインストラクターがイチから解説

いわもととしたつキャンプクリエイター/アウトドアライター
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キャンプに挑戦してみよう!と思った時、キャンプ用品選びから初めてしまうのは避けたい所。まずは初心者でも安心してキャンプが出来る場所選びが先決です。

場所が決まれば必要な物もおのずと見えてきますし、場合によってはレンタルで済ませた方が効率のいいケースもあります。とにもかくにも、「行ける場所があるのか」は最初に押さえておきたいのです

この記事では、キャンプ歴12年、キャンプインストラクターである筆者の経験を基に、「初心者のキャンプ場選び」について詳しく解説していきます。

キャンプ場選びのポイント

Photo by 写真AC
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正直、初心者では抱えきれないほどのポイントがあるキャンプ場選びですが、完全に覚えておく必要はありません。「気を付けないとな~」くらいで認識しておいてもらえれば大丈夫です。

標高や気候

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まずはキャンプ場の気温を左右する「標高」について。標高が高くなると、夏のキャンプでも朝晩に上着が必要だったり、冬のキャンプでも日中は薄着でよかったりという事もあります。キャンプに出てしまうと服装の調整は困難ですので、しっかりイメージしておきましょう。

初心者であれば春か秋の標高0~500mあたりが過ごしやすいと思います。夏に涼しい所に行きたい!という目的があれば標高1000~2000mの場所へ行くという選択肢もありますが、昼は半袖でちょうどよくても夜は寒いという事もあり、意外に玄人向けだったりするのでご注意を。ちなみに、標高が100m高くなるにつれ、0.65度気温が下がります。

アクセス

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最初からいきなり遠い所に行くと前後の移動でへとへとになってしまう事も。どんな目的であれ、初心者の内は片道1~2時間くらいの所で考えておく方が無難です。そうする事で行き帰りの道の駅やサービスエリアでのお買い物なども楽しめる様になります。

高速のインターから近い所にキャンプ場があったりするので、そういった場所もチェックしておきたいですね。

周辺環境

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初心者の内は、周辺環境が充実している場所を選んだ方が失敗のリスクを軽減できます。例えばコンビニやスーパー、ホームセンターなどがあれば忘れ物や何かが壊れた時にも対応が出来ますし、万が一のことを考えると病院やドラッグストアなども確認しておきたい所。他にも温浴施設やレジャー施設があると充実したキャンプにする事も出来ます。

また、余裕があれば災害で通行止めになっている場所がないか、熊の出没状況はどうかというのも合わせて見ておくと安心です。

キャンプ場の設備

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キャンプに慣れていない方であれば、まずは「高規格キャンプ場」を利用していただく方が絶対におススメ。読んで字のごとく、清潔なトイレがあったり、大浴場があったりと、高規格な設備が用意されているキャンプ場です。

他にも電源が用意されていれば家から持って行った家電を使えるし(容量に注意)、冬季であれば洗い場でお湯が使えるかどうかなどもチェックしておきたい所ですね。

提供されるサービス

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キャンプ場によってはレンタル品が充実している所もあります。着替えとタオルだけ持って行けばOKという使い方も出来るし、足りないギアをレンタルするというのもアリ。その場所でどんなレンタルサービスをしているのかもあらかじめ確認しておきましょう。

他にも夏ならかき氷が提供されたり、冬には焼き芋イベントをやっていたりとプラスアルファなお楽しみサービスもあります。特にファミリーキャンパーにとっては重要なポイントですね。

キャンプ場を探すなら「なっぷ」がラクチン

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ここまで色々言ってきましたが、それらを満たすキャンプ場をイチから見つけるのはものすごく大変。初心者であれば勝手が分からないので、調べるだけでもしんどくなってしまいますね。

そんな時はキャンプ場情報サイトの「なっぷ」を活用して見ましょう。細かいエリア選択はもちろん、海や森といったロケーション、お風呂や電源の有無などの設備、周辺施設などについても条件設定して検索が出来るので非常に便利です。

リアルな体験談ならグーグルマップの口コミもチェック

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「なっぷ」にはキャンパーの口コミが投稿されており、実際にどんな雰囲気だったのかという口コミも記載されています。これも非常に参考になるのですが、筆者が一番参考にしているのが「グーグルマップ」の口コミです。

その施設の良かったところ、悪かったところがリアルに描かれているので、「こんなはずじゃなかった」とか「こんなの聞いてない」といった事態を防ぐのに役立ちます。

キャンプ場選びはキャンプの成否を左右する

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キャンプに挑戦するにあたって、失敗したくないのは皆さん共通のハズ。道具選びや時間配分など、色々な要素がありますが、まずはなにより「キャンプ場選び」こそが重要です。

行動圏内に高規格キャンプ場があるかどうかだけでも大きく命運を分けることもありますので、グッズを買い込む前に必ずチェックしておきましょうね。

Have a nice camp!

キャンプクリエイター/アウトドアライター

『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、子どもはもちろん大人の環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。実体験を通したキャンプの知識や雑学、マニアならではの考察についてお届けしていきます。

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