セブン限定の「エースコック」と「おやつカンパニー」のコラボカップ麺

カップ麺ブロガーのオサーンです。今回レビューするのは、エースコックの「ブタメンBIG」。セブン-イレブン限定で発売された商品です。エースコックとおやつカンパニーのコラボ商品で、駄菓子カップ麺「ブタメン とんこつ味」をビッグサイズで再現しています。

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1993年発売のおやつカンパニー「ブタメン とんこつ味」。もとは「ベビースターラーメン」からの派生で、発売から30周年の定番商品。

現在は「とんこつ味」の他に「しょうゆラーメン」「タン塩味ラーメン」「カレーラーメン」がラインナップされていて、たまに限定味も登場します。その他に100円均で2個100円で販売されている、通常より小さいサイズの商品もあります。

違いは大きさや量だけではなさそう

どちらも、麺と粉末、そして粒ごまが入っており、共通した構成となっています。内容量は「ブタメンBIG」が87グラム、麺量は78グラムなのに対し、駄菓子「ブタメン」は35グラムで麺量は25グラム。「ブタメンBIG」は内容量が本家「ブタメン」の約2.5倍、麺量は約3倍となっています。

ちなみにカロリーは約2.3倍で、本家「ブタメン」は小さい割にカロリーが高め。必要なお湯の量は450ミリリットルに対して180ミリリットルで、内容量と同じく2.5倍となっています。

どちらも調理方法は湯戻し3分。湯戻し後の両者を比較すると、スープの色や麺の形状に違いがあり、大きさや量だけではなくいろいろ違っていそうです。

スープは「ブタメンBIG」が白っぽいのに対し、本家「ブタメン」は褐色が濃いめ、麺も「ブタメンBIG」がストレートに近く白っぽいのに対し、本家「ブタメン」は縮れが強くて褐色濃いめとなっています。

「ブタメンBIG」と駄菓子「ブタメン」を食べ比べ！

どちらもクリーミーでやさしい味の豚骨スープで同じ系統の味。粒ごまの香ばしさがアクセントとして効いています。見た目は「ブタメンBIG」のスープは白っぽく、駄菓子「ブタメン」は色が濃いめ。この見た目の印象通り、前者は豚骨のコクが強いのに対し、後者は醤油味が強めでした。

麺の味付けや形状にも違いが見られ、「ブタメンBIG」は縮れが穏やか色が薄め、駄菓子「ブタメン」は縮れが強くて色が濃いめ、味付けも醤油の味が濃く感じられます。縮れが穏やかな前者はラーメン寄りで、縮れの強い後者は昔ながらの油揚げ麺で駄菓子寄りでした。

そして最も大きな違いとして感じられたのが、揚げた麺の風味。前者は揚げた麺の風味が抑えられていて、クリーミーな豚骨スープの味を引き立てているのに対し、後者は揚げた風味がかなり強く、スナック感満載のジャンキーな味でした。

大きさも味も大きな違い！

「ブタメンBIG」と駄菓子「ブタメン」には、内容量約2.5倍の違いだけではなく、味にも大きな違いが見られました。駄菓子らしくジャンキーな味わいの駄菓子「ブタメン」に比べると、「ブタメンBIG」はクリーミーな豚骨とストレートに近い麺の形状で、食事らしく多少上品な一杯です。

敢えて完コピするわけではなく、駄菓子の味を食事に適した味にアレンジしているように感じました。ぜひ皆様も食べ比べして違いを感じてみてください。

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