【三鷹市】11月9日(土)「JR東日本三鷹車両センター開設95周年車両基地公開イベント」をレポート!
普段は入ることができない電車の車両基地を覗いてみよう♪ 2024年11月9日(土)に開催された「JR東日本三鷹車両センター開設95周年車両基地公開イベント」に参加してきました。今回はその様子をレポートします!
このイベントは、三鷹市・武蔵野市在住の方が抽選で招待されたイベントです。
門をくぐり、会場奥に進むと車両展示がありました。中央線、総武線、東西線、特急あずさが並ぶ姿は圧巻です。
95周年記念のヘッドマークが付いています。このヘッドマークは、三鷹車両センターの社員の方が作成されました。普段も運行しているそうなので、見つけたらラッキーですね!
車両展示の近くでは、缶バッジ作成の体験があり、たくさんの子供達がワクワクしながら並んでいました。
そして非常にレアな、洗浄線乗車体験もできました。広い会場内を移動します。
こちらの総武線に乗り、車両洗浄機をゆっくり通り抜けます。洗浄機の近くに来ると、低い機械音が聞こえてきてドキドキしました。電車の大きな窓が大きな大きなモップに包まれて洗われる様子に車内は大興奮でした。1日5、6本洗浄し、特別な洗剤などは使わず、水洗浄されるそうです。
この他にも鉄道部品や鉄道模型、秘蔵品の展示もあり、たくさんの人で賑わっていました。
部品展示では、社員の方が丁寧にわかりやすく解説してくださいました。電車に電流を送るパンタグラフ。間近でみると、とても大きいですね!
車両同士を繋げるジャンパ連結器や、ブレーキの役割を果たす制輪子・ディスクライニング。車両下に取り付けられる部品は、レールの上で摩耗して鉄の粉を浴びるので、使用後はとても錆びています。
鉄道模型の部屋では、動く電車に子どもたちは釘付けです。時間帯によって走る電車が異なり、何度来ても楽しめるようになっていました。
こちらは、三鷹車両センターに眠る宝物だそうです。
交検庫では、電車の床下に潜って見学することができました。先に部品展示コーナーを見学していたので、「さっきの部品だ! 」と見つけることができてわかりやすかったです。電車の車輪は80cmもあり、とても大きかったです。レールを走って茶色く錆びた部品を見ると、当たり前のように乗っていた電車は、安全輸送のためにたくさんの方の尽力があって成り立っていたことを実感しました。普段は入ることのできない車両基地で、電車や部品を間近で見学したり、さまざまな体験ができる貴重な機会でした。
三鷹車両センター95周年おめでとうございます!
施設情報
三鷹車両センター
住所:〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3丁目1