ドジャースの選手がオールスターで本塁打は、大谷翔平が28年ぶり。レッドソックスは13年ぶり
今年のオールスター・ゲームは、ナ・リーグとア・リーグの選手が、1人ずつホームランを打った。ナ・リーグは、0対0で迎えた3回表の無死一、二塁から大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が3ラン本塁打。ア・リーグは、3対3の5回裏、2死一塁からジャレン・デュラン(ボストン・レッドソックス)が2ラン本塁打を記録した。
ア・リーグは、3回裏に、ホアン・ソト(ニューヨーク・ヤンキース)の二塁打で1点差に詰め寄り、デビッド・フライ(クリーブランド・ガーディアンズ)のシングル・ヒットで同点に追いついた。
デュランのホームランが出てからは、両チームとも得点を挙げることなく試合は終わり、MVPはデュランが受賞した。もし、ナ・リーグがリードを保ったまま勝っていれば、大谷はMVPの有力候補だったと思われる。
ドジャースの選手がオールスター・ゲームでホームランを打ったのは、1996年のマイク・ピアッツァ以来だ。この年のピアッツァを最後に、ドジャースのオールスター・ゲームMVPは途絶えている。
一方、レッドソックスの選手によるホームランは、2011年のエイドリアン・ゴンザレス以来。ゴンザレスは、4回表に先制のソロ本塁打を記録した。この年のMVPは、その裏に3ラン本塁打のプリンス・フィルダーが受賞した。デュランのMVPは、レッドソックスでは2008年のJ.D.ドルー以来となった。
各チームにおける、オールスター・ゲームで最後にホームランを打った選手は、見落としがなければ、以下のとおり。同じ年に2人がホームランのチームは、下段の選手が後から記録している。★は、その年のオールスター・ゲームMVPだ。
各チーム最後のオールスター・ゲームMVP(2023年時点)とチームごとの受賞人数は、こちらにリストを記載した。