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2イニング続けて無死から3連打 援護を受けてブランドン7勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ブランドン・ワデル(中央)(写真:トゥサンベアーズ/初報から差し替え)

18日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-NCダイノス(チャムシル)はNCが初回に1点を先制。しかし追うトゥサンは2回裏、4、5番の連打で無死一、二塁とすると、6番カン・スンホが11号3ランを放って逆転に成功した。

トゥサンは3回にも無死から3~5番が3連打で1点。さらに7番パク・チュンヨンの2点タイムリーで2回に続いて3点を挙げた。

6-1と5点のリードをもらったトゥサンの先発、左腕のブランドン・ワデルは、2回以降大きなピンチなく最速152キロの直球にカットボール、チェンジアップ、スライダーを織り交ぜて、6回86球を投げて被安打6、無四球、5奪三振。NC打線を1点に抑えた。

試合は6-2 でトゥサンが勝利。ブランドンはリーグ2位タイの7勝目(4敗)を挙げた。トゥサンはLGツインズと入れ替わって再び2位に浮上した。

映像:カン・スンホの逆転3ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月18日(火)の結果

・トゥサン 6 - 2 NC(チャムシル)

 勝:ブランドン

 敗:イム サンヒョン

・KT 6 - 4 ロッテ(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:ハン ヒョンヒ

・ハンファ 3 - 0 キウム(チョンジュ)

 勝:リュ ヒョンジン

 敗:キム インボム

・サムスン 3 - 8 SSG(テグ)

 勝:アンダーソン

 敗:イ スンミン

・KIA 11 - 4 LG(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ソン ジュヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「オールスターファン投票結果発表」

韓国野球委員会(KBO)は17日、オールスター戦のファン投票の結果を発表した。最多得票はナヌムチーム(LG、NC、KIA、ハンファ、キウム)の抑え部門のチョン・ヘヨン(KIA)。

チーム別では12部門のうちナヌムはKIAから7人、ドリームチーム(KT、SSG、トゥサン、ロッテ、サムスン)はサムスンの6人が最も多かった。オールスター戦は7月6日(土)にインチョンSSGランダーズフィールドで行われる。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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