【東京都中央区】ミシュラン掲載店のカレーは、スパイス使いが素晴らしかった!「バンゲラスキッチン」
有楽町インズ2階にある「バンゲラスキッチン」は、2020年から3年連続でミシュラン・ガイドのビブグルマン(価格以上の満足度が得られる料理店に付けられる評価)を獲得している店。日本初の「マンガロール料理」を提供してくれるレストランです。
「マンガロール」は南インドにある港町で、マンガロール料理とは「新鮮な魚介を使った料理」という意味があります。
インドといえば、カレーが思い浮かびませんか?「バンゲラスキッチン」のおすすめメニューは「マンガロールフィッシュカレー」です。フィッシュカレーと、主菜、副菜などがセットになったマンガロールフィッシュターリは、平日ランチが1600円とお得です。ランチのラストオーダーが、16:40までと遅いのも嬉しいですね。初来店時には、まずはおすすめの「マンガロールフィッシュターリ」を注文しました。エビを使ったカレーは食べたことがありますが、魚のカレーは初めてです。使う魚は、日によって変わるそうで、この日はサワラでした。
一口食べて、今まで他で食べたカレーと違うと感じたのは、素材の味がしっかりとあることです。カレーは味の濃い料理なので、素材よりもカレーの味が優ってしまうものと思っていました。でも、マンガロールフィッシュカレーは、ちゃんと「サワラ」の味がするのです。カレーそのものは、しっかりとスパイスが効いているのに、素材の味を損ねない、その絶妙なスパイス使いに感動しました。
「本日の魚料理」は、サバのタンドリー。こちらも、濃厚なスパイス使いなのに、サバの味がちゃんとしている。しかも、カレーとは全く異なるスパイスで、カレーとは別の料理になっています。
スパイス使いの素晴らしさは、バンゲラスセットターリ(1500円)を頼むとよく分かります。3種類のカレーとスープ、サラダ、デザートなどがセットになったこちらのメニューは、全ての料理、、、デザートにまでスパイスが使われていますが、どれ1つ「同じ味」はなく、スパイスの奥深さを存分に堪能できます。
大量のスパイスを摂取したためか、食べ終わると胃がスッキリした感覚も新鮮でした。家庭では、絶対に再現できない味です。東京駅構内には、スパイス料理を出す姉妹店「バンゲラズスパイスビストロ&カフェ 」があります。こちらは、インドのみならず、スパイスを使った各国料理が味わえるようで、行ってみたいです!
【バンゲラス・キッチン】
住所:東京都中央区銀座西2-2 銀座インズ2 2F
電話:03-3561-5516
営業時間:11:00~23:00(ランチメニュー11:00~16:40)
定休日:インズ2の休館日に準ず