【宮城県 東松島市】昭和にタイムスリップ!バター色した「ナウい」パッケージ
以前の記事「何度でもやさしさを運ぶ「アカマ」のいちごショートケーキ」でもご紹介をした、東松島市 矢本のケーキ屋さん「ケーキショップ アカマ」。
ケーキ自体も勿論、美味しいのですが、実際にお店に行くとケーキ以外にも、どうしても毎回気になって購入する焼き菓子があります。
それがこの「バターケーキ」です。特別派手な外見をしている訳でも、店内で大々的におすすめをしている訳でもない、ソッ・・と店内の他の焼き菓子達と共に並び、佇んでいる中の一つです。
しかし、派手ではない見た目だが、どうにもこうにも目に入ってしまう「ナウい姿」。
「バターケーキ」という存在だからこそ似合うのか?絵本の中から飛び出してきたようなハチミツ・バター色のパッケージを、こんなにも上手に着こなす!スタイリストは一体誰なのだ?
などと、バターケーキを相手に囲み取材をしたくなる勢いです。
また独特の丸みを帯びた文字は、それ自体が美味しそうに見えてしまいます。手描きの様な雰囲気もあるのでやさしい味なんだろうなぁと、想像しながらパッケージを外すと・・
大抵、フルーツケーキなどのパウンドケーキは、1つのパッケージにスライスされたケーキが1枚のみ入っていますが、アカマのバターケーキは違うのです。
2段重ねになったものが1枚として入っている、珍しいタイプの焼き菓子です。
しっとりとした生地に、胡桃などのナッツとドライフルーツがタップリと入っているので、全体のサイズに比べて、食べ応えは結構あります。そしてこの2枚のケーキの接続部分には、酸味のあるジャムが隠されています!美味しいポイント。
フルーツの味がしっかりとするので、ちょっと深煎りの珈琲と一緒にいただきました。全部を大きな口で食べるのではなく、少しずつ大切に食べ進めたい気持ちになってきます。そう、美味しいのです◎ぜひ、読者の皆さんも召し上がってみてくださいね。
現代にはほとんど見られなくなった、昭和レトロなデザインのお菓子パッケージ。
そのため、懐かしい「ナウい」デザインを発見すると、時間が止まったかの様に手に取ってしまいます。
今は、当たり前のようにパソコンやスマートフォンで、文字を入力し自動で変換され、日本語のみならず多言語に翻訳まで出来てしまいます。しかし、昔々は鉛筆をカッターでジョリジョリと削り、ハガキや手紙を書いて贈ったり、タイプライターの様に、一文字一文字をハンコの様に押して印字したり・・等。このバターケーキのパッケージを見ると、昔当たり前に行っていたことをしたくなるような、昔が蘇ってくる気持ちになります。
どうかこれからも、数少ない「ナウいパッケージ」が残ってくれますよう、密かに願っております。
店舗名:ケーキショップ アカマ
住所:〒981-0503 宮城県東松島市矢本字寿町2
商品名:バターケーキ
営業時間:10:00 - 18:00
定休日:日曜日、祝日、第3月曜日