後引く辛さを抑えたスピンオフが登場?「麺処井の庄監修 辛さひかえめ 辛辛魚らーめん」をレビュー
「麺処井の庄監修 辛さひかえめ 辛辛魚らーめん」を食べてみました。(2024年6月17日発売・寿がきや食品)
この商品は、激辛カップ麺で超人気の“辛辛魚らーめん”のスピンオフバージョンとして登場したもので、後引く辛さを抑えつつ豚骨と魚介を増して濃厚感をプラスしたことによって食べやすくし、重厚なスープが全粒粉を練り込んだノンフライ麺に絡む一杯、“麺処井の庄監修 辛さひかえめ 辛辛魚らーめん”となっております。
では、今回の“麺処井の庄監修 辛さひかえめ 辛辛魚らーめん”がどれほど後引く辛さを抑えつつ豚骨と魚介を増した濃厚な仕上がりとなっているのか?辛さと香りが際立つ辛魚粉、全粒粉使用・“ちぢれ”を付けた弾力のあるノンフライ太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(136g)当たり498kcal。
食塩相当量は6.9gです。
次に原材料を見てみると、お馴染み“辛辛魚らーめん”とほぼ同等の仕様ではありますが、唐辛子が若干後の方に記載されていることから、やはり辛さを抑えつつ豚骨や魚粉を増し、濃厚感をプラスしているようで、スピンオフバージョンとは言え“辛辛魚らーめん”ならではの重厚な味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく入スープ”、液体スープ、後入れ粉末スープといった3つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
その後、液体スープを加えてよく混ぜ、最後に後入れ粉末スープ(辛魚粉)を添えたところがこちら。
先ほどまでの麺がふっくらとした仕上がりとなり、辛さを抑えつつ豚骨と魚粉を増したことで濃厚感が際立ち、物足りなさを一切感じさせないインパクト抜群な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、全粒粉を使用した若干幅広で太いノンフライで、もっちりとした弾力やしっかりとしたコシのある仕様となっており、そこに後引く辛さを抑えつつ豚骨や魚粉を増したことで濃厚感をプラスしたという濃厚魚介豚骨スープがよく絡み、鰹節ならではの風味豊かな香りが後味良く抜けていきます。
トッピングには、といってもこちらの“ねぎ”のみが使用されているわけですが、この“辛辛魚らーめん”の旨味溢れるスープのおかげで全く物足りなさを感じさせることもなく、むしろちょうど良い薬味にもなったことで、より一層旨味を引き立てる相性抜群な具材となっています。
スープは、まろやかな豚骨をベースにじんわりと染み渡る鰹荒節など魚粉の旨味が溶け込み、醤油ならではのキリッとしたシャープな飲み口や唐辛子が絶妙にマッチしたことで味わい深く重厚なテイストとなっています。
ということで今回“麺処井の庄監修 辛さひかえめ 辛辛魚らーめん”を食べてみて、後引く辛さを抑えつつ豚骨や魚粉の旨味を増したことで濃厚感が際立ち、“辛さひかえめ”とは言えコク深い豚骨をベースに“特製辛魚粉”を加えることによってインパクトのある味わいが楽しめる満足度の高い一品となっていました。
やはり“辛辛魚らーめん”は後引く辛さを抑えたスピンオフバージョンにしても美味しいですね。恐らく豚骨や魚粉とのバランスも良いんでしょうけど、さり気なく利かせた香味野菜なども後押ししたことでクセになる仕上がりとなり、割と食べやすくした味わいに着目しての登場でしたので、幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
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