本日発売「特上 カップヌードル」 ラーメンライターが鬼速レビュー!
9月11日、日清食品より「特上 カップヌードル」が発売された。カップヌードルの52周年を記念して作られたカップ麺だ。
カップヌードルはレギュラー商品の圧倒的な人気に加え、数々のスピンオフ商品が発売され、都度話題となってきたが、今回の「特上」という惹かれるネーミングに発売日にゲットせずにはいられなかった。
朝から各コンビニをめぐり、「特上 カップヌードル」を探すもどこにも置いておらず、そもそも朝の時点ではまだコーナーができていない。
昼間にまた探すも、コーナーはできていてもあっという間に完売したようで、いわゆる「みそきん」状態になっているお店ばかり。
諦めず探し続け、なんと21軒目でようやく発見。
おそらく一度完売したが、ちょうと補充するタイミングにあたったのがラッキーだったようだ。
神々しく輝く金色のパッケージは、他とレベルの違う存在感を放つ。テッパンのノーマル、カレー、シーフード、チリトマトという4種類を特上アレンジ。
今回はこの4品を早速食レポ。ぜひ購入の参考にしてもらいたい。
特上 カップヌードル
いわゆるノーマル味の特上バージョン。
まずは別添の「特製トリュフ風味オイル」が良い。オリジナルのスープの印象を壊さずにトリュフ風味のいい香りが漂う。スープにもコクを生んでいる。
それから「謎肉」が史上最大サイズになっている。スープを十分に吸った謎肉がジュワッと美味しい。
スープはオリジナルより若干醤油が濃いめで少ししょっぱめの仕上がり。
通常バージョンとの差がわかりやすいので、まずはここからお試しいただくのがいいだろう。
特上度 ★★★★
通常バージョンとの差 ★★★★★
特上 カップヌードル カレー
カレーヌードルの特上バージョン。
カレースープが濃厚すぎて、混ぜている間にほぼスープがなくなり、カレー和えそばに近い状態に。
スープは通常よりもビーフの旨味とバター感が強く、別添の「特製薫り立つ後かけスパイス」を加えることでカレーの濃度にブーストがかかる。太めの平打ち麺にこれでもかと絡む。
具材に「皮付きポテト」が入っていて、これがホクホクと美味しい。
特上度 ★★★
通常バージョンとの差 ★★★
特上 カップヌードル シーフードヌードル
シーフードヌードルの特上バージョン。
まず驚いたのは通常のシーフードヌードルにはエビが入っていないという事実。通常のシーフードに入っているのは実はカニカマで、この特上バージョンについにエビが入ったと話題だ(カニカマももちろん入る)。
スープはホタテ、イカ、エビ、タイなどの旨味が効いた白湯系で、かなり魚介がリッチに効いている。
別添の小袋などはなく、見た目的にはエビのみの違いか?と思いつつ、スープは4種類の中でいちばんパワーアップしている。シーフードヌードルファンはたまらないだろう。
特上度 ★★★★
通常バージョンとの差 ★★★★
特上 カップヌードル チリトマトヌードル
チリトマトヌードルの特上バージョン。
通常バージョンだと鶏肉の「白い謎肉」だが、特上では「唐辛子謎肉」が入る。
別添の「特製ホットチリ風味オイル」を加えると、さらに酸味と辛さが増し、パワフルに。
スープはトマトの旨味が通常より強く、味わいがリッチに。
通常バージョンよりやみつき感が高く、かなりの完成度を誇っている。
特上度 ★★★★
通常バージョンとの差 ★★★★
どの商品もオリジナルの美味しさを活かしつつ、特上感を上手く演出していて面白い。
甲乙つけ難い完成度なので、それぞれの好みに合わせて選んでいただければ面白いかと思う。
※写真はすべて筆者による撮影