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【愛犬】吐いちゃった!危険な嘔吐とは?【愛猫】

犬猫の嘔吐

人間が嘔吐する時は胃や食道から垂直に吐物が上がり、吐くことはエネルギーをかなり消費する行動です。

対して犬猫は胃や食道が口まで水平なので吐きやすい構造をしています。

でもいくら吐きやすいと言っても様子を見ていてはいけない嘔吐もあります。

この記事は吐いた物別に注意点と対応策をご紹介します。

毛玉を吐く

〈特徴〉

特に猫ちゃんはグルーミングの際に毛玉を飲み込み、うんちとして出すか、それ以外は吐き出して体外に出します。

〈注意点〉

上手に排出できないと毛球症と言って毛玉がお腹に貯まることがあります。

〈対策〉

・こまめにブラッシングをする

・毛を溶かすサプリメントを使う

黄色のものを吐く

〈特徴〉

黄色の正体は胆汁の可能性が高いです。

胆汁は胃が空っぽになると胃に逆流して嘔吐につながることがあります。

〈注意点〉

繰り返し吐く、下痢もするなど他の症状もある場合は要注意です。

〈対策〉

・空腹な時間を短くする

・食事の回数を増やす

泡や水を吐く

〈特徴〉

白い泡は空腹時に吐くことが多く、空腹でない場合は吐き気を伴うことも。

水は一気飲みでも吐くことがあります。

〈注意点〉

空腹ではないか、吐き気はないか確認し、繰り返すようなら動物病院へ

〈対策〉

・空腹な時間を短くする

・水は一気に飲ませない

茶色のものを吐く

〈特徴〉

未消化のフードで、食後すぐや吐いたあとも食欲があれば大きな心配はあり ませんが、さらさらだと血液混じりなど大きな問題が隠れていることも。

〈注意点〉

便のような匂いは重篤な病気なことも

〈対策〉

・早食いや一気食いをさせない

・食欲がないなどもあれば動物病院へ

ピンクや赤いものを吐く

〈特徴〉

胃腸炎などで胃液に血が混じり、ピンクや赤い点々が混じることがあります。

お腹の中、もしくは口腔内からの出血の可能性も考えられます。

〈注意点〉

口の中や食欲・元気をチェック

〈対策〉

・歯周病での出血もありえるので予防

・大量の出血や続くのなら動物病院へ

異物を吐く

〈特徴〉

おもちゃ、ひも、食べ物ではない物などは誤飲、または寄生虫など吐くこともあります。

〈注意点〉

異物によっては腸閉塞を起こしたり、 消化管を傷つけてしまうことも

〈対策〉

・誤食をしないよう気をつける

・寄生虫の予防をする

まとめ

・繰り返し吐く、苦しそう

・元気や食欲がない

・吐物から便なような匂いがする

・下痢など他の症状もある

・異物が詰まりそう、吐き切らない

これらに当てはまる時、また心配な時は様子見しすぎず動物病院へ行くようにしましょう!

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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