人間関係に悩んでいる人へ。アインシュタインの名言「平和は力では保たれない…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はアルバート・アインシュタインの名言をご紹介します。アルバート・アインシュタイン(1879~1955)はドイツ生まれの理論物理学者で、1921年にはノーベル物理学賞を受賞しています。
今回は人間関係に悩んでいる人に届けたいアルバート・アインシュタインの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人間関係に悩んでいる人へ。アインシュタインの名言「平和は力では保たれない…」英語&和訳(偉人の言葉)
「平和は力では保たれない。平和は理解し合うことでしか達成できないのである」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
人は皆異なる世界を生きている。そこを理解すること、それが思いやりなのだと。
母とこの間けんかをしたのですね。母が手伝ってもらいたいことがあったようなのですね。僕のことを呼んだようなのですが、僕がその時お皿を洗っていたのですよね。声が聞こえなかった。しばらくして母が来て「なんで来てくれないの。何回も呼んでるのに」「え、呼んだ?聞こえなかった」「聞こえてたでしょ。だってその前に言ったことは聞こえてたもん」。
人は皆異なる世界を生きている
仏教には「縁起」という教えがあるそうなのですね。これは「全ての現象、全ての存在は互いに深く関係し合っていて、完全に単独で存在するものなど何一つない」という考えで、例えばお米。お米はお米を食べる人にとっては食べ物ですが、お米を食べない人にとってはただの植物でしかないのですよね。
人は皆異なる世界を生きていますよね。同じ映画を見てもその感じ方は人それぞれ違う。同じ本を読んでもその解釈は人それぞれ違う。
同じ出来事でも見る人によってそれは悲しい出来事にも嬉しい出来事にもなる。
「なんでこんなに忙しいのに分かってくれないのだろう。人の気持ちが全然分かっていないな」と。
人の気持ちが分かっていないのは自分の方なのだと。自分の世界の当たり前を相手に押しつけてはいけない。人は皆見ているものが違う。違う世界を生きている。そこを理解すること、それが思いやりなのだと。
常識などというものは存在しないのですよね。人は皆異なる環境で育つのですから、人は皆異なる常識を持っている。自分にとって常識がない人も、相手から見れば自分が常識がないのですよね。
人間関係に悩んでいる人へ。「戦争・平和」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はアルバート・アインシュタインの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『世界の偉人の名言(鈴木隆矢)』の『アインシュタインの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アルバート・アインシュタインの名言を44句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「戦争・平和」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「戦争でどちらが正しいかなど分かりません。戦争が決めるのはどちらが生き残るかだけです」
バートランド・ラッセル(イギリスの哲学者)
「人類は戦争に終止符を打たなければならない。さもなくば、戦争が人類に終止符を打つことになる」
ジョン・F・ケネディ(アメリカ合衆国第35代大統領)
「行く先々で愛を広めるのです。あなたに出会った人たちがより幸せになって去って行けるように」
マザー・テレサ(カトリック教会の修道女)
お読みいただき、ありがとうございました!