有効な練習の仕方は初級者と上級者で異なる!?3つある学習方法の中で選択するべき方法とは!【ゴルフ】
3つの学習方法
学習方法には3つある。「試行錯誤学習」「観察学習」「フィードバックによる学習」だ。ゴルフにはどの練習方法が最も適しているのだろうか。
試行錯誤学習
課題克服のために有効と考えられるものを次々と試していくことを試行錯誤学習と言う。一度習得すると強く体(脳)に浸透する。
観察学習
他の人のゴルフやスイングを観察して、学習する方法を『観察学習』と言う。格上の人のテクニックを「見て盗む」という表現がよく使われるが、正にこれだ。
フィードバックによる学習
<内在的フィードバック>
筋肉やケン、関節の中にある自己受容感覚によってもたらされるもの。例えば、「右足に体重が残り過ぎてしまった」「左肘の引けが大きかったな」と、振り返るものだ。
<外在的(付加的)フィードバック>
コーチや観察者、撮影したスイング(ゴルフ)動画を見るなど、客観的評価により振り返るもの。例えば、「腕が突っ張っているから肘をやわらかく」「テークバックでフェースを開いているからもっと閉じて」と、振り返るものだ。
初級者と上級者では最適な方法が異なる
初級者は『観察』と『外在的(付加的)フィードバック』の学習方法をバランスよく取り入れる事がおすすめだ。初級者にとって試行錯誤学習は危ういものとなる。『グッドショット=正解』と感じてしまうからだ。
スイングと結果を切り離して考えられる上級者は、試行錯誤学習も効果的だろう。
情報過多のご時世。活躍しているツアー選手のスイングや、話題になっている理論にすぐに飛びついてしまいがちだが、自分に必要な学習方法を見極めながら、あせらずじっくり練習をして上達を目指したい。
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