「ほうとう」と「うどん」の違いは麺の太さ? 調理不要のレトルト食品をレビュー
山梨県の郷土料理「ほうとう」。主な特徴として、太くて短い麺やカボチャが入っています。調理には手間がかかりますが、レトルトならサッと作れて便利です。
珍しい「ほうとう」のレトルト食品があったため、実食レビュー。賞味期限が5年もあり、非常食やキャンプ飯、風邪をひいたときの食事などにピッタリです。
「うどん」との違いは生地を寝かせているかどうか
「ほうとう」と「うどん」の主な違いは麺の作り方にあります。ポイントは以下の通り。
- ほうとう:生地を寝かさず、麺の大きさに切ったらすぐに煮込む
- うどん:コシを出すため、生地を伸ばして寝かせる
ほうとうの麺は柔らかく、煮崩れしやすい分、汁にとろみが出ます。麺と汁、具材がよく混じり合い、うどんとは違ったおいしさを味わえます。
ほうとうの平たい麺に似ている、愛知県のきしめんはコシを出すため、生地を寝かせています。
【実食レビュー】5年も保存できるのにレトルト感はほぼなし
商品は、Tablestock(テーブルストック)の「ほうとう」です。購入時点で賞味期限まで5年4ヶ月ほどありました。作り方は袋をお湯で5分温めるだけです。
温めが終われば、袋から直接食べられます。お皿が不要なため、災害時やアウトドアの食事としても良いです。
具材は、カボチャ・里芋・ニンジン・大根・シイタケ・油揚げなど。量は多くありませんが、バラエティ豊富な食材で味や食感の変化を楽しめます。
保存食として、カボチャや里芋を食べられるのは、ほうとうならでは。どちらも柔らかく食べやすいです。
短い麺のため、一口で食べやすい一方、太いので食べごたえがあります。味噌ベースのお汁に麺や具材が混じり、旨みが凝縮されています。
栄養価が高く、食べやすいほうとうは、通常の食事に加えて、風邪などで体が弱っているときの食事にもおすすめです。
【非常食】3日〜1週間分備蓄しよう
巨大地震などの大災害が起これば、あらゆるものが入手困難になる恐れがあります。そのため、備蓄用の飲食物が必要。最低3日分、できれば1週間分の食料を備蓄しましょう。
お米は主食の一つ。以下の記事では、おすすめの非常用ご飯を紹介しています。
食事は生きるのに必要なだけではなく、生活に彩りを与えます。お好きな味があれば、ぜひ非常用ご飯に加えておきたいです。
【ご飯】おすすめの非常食51選|おいしさをすべてチェック・賞味期限5年以上(外部リンク:防災グッズのレビューサイト「レジハック」)