【宮城県 東松島市】数少ない昇り龍の神社を求めて -須賀神社- [矢本地区]
宮城県東松島市の矢本地区には、今年(2024年)の干支「辰(たつ)」にまつわる、希少な神社が存在する。
名前は「須賀神社(すがじんじゃ)」。矢本地区のメインストリート「メモリータウン商店街」沿いにあり、神社の向かい側には三角形が特徴の「三角公園」がある。
須賀神社のお参りをする場所「拝殿(はいでん)」の柱部分には、大きな2体の「昇り龍」がいる。ぐるりと身体を巻き上げながら昇る姿は、近くで見れば見るほど大迫力。
言い伝えでは、大昔にふらりと神社に立ち寄った旅人が境内の欅(けやき)の木で龍を掘り上げ、そのまま名を告げず去ってしまったそうだ。その2体の龍は、現在でもたくさんの地域の人々をそっと見守り続けている。
そして境内には欅の御神木(ごしんぼく)がどっしりと根付いていて、その年数は樹齢約800年!
御神木の表面はもちろん木の皮だけれど、不思議となんだか「龍のうろこ」のようにも見えてくる。そして正面から後ろ側へ回り込んでみると、その幹の太さを実感することできる。貫禄もあるけれど繊細で神秘的な雰囲気の両方を兼ね備えている御神木だ。
2024年の「辰年」だからお参りに行ってみたいな、昇り龍が見てみたいな、御神木を見てみたいな、ブルーインパルスを見るついでに寄ってみようかな。
どんな理由でも、きっと素敵な時間を過ごせると思うぞ。
寒さに負けずにみんなで暖かくして、須賀神社へ行ってみよう!
名称:須賀神社(すがじんじゃ)
住所:宮城県東松島市矢本字河戸1
施設公式SNS:気になった方は公式ホームページを覗いてみよう!