今も昔も、お弁当の人気メニューといえば「からあげ」ですよね。熱々ジューシーなからあげとご飯のコンビネーションは、想像しただけで食べたくなってきてしまうような、最強の組み合わせのひとつです。

5月に大宮の桜木町にオープンしたのは「からあげグランプリ」で最高金賞受賞店でもあるチェーン店「からあげ酒場 鶏笑（とりしょう）」です。こちら、あくまでカウンタースタイルの居酒屋ではあるのですが、実はお弁当が大人気というタイプのお店。僕が訪問した日も、お弁当待ちの人が何人も待っているほどの盛況でした。

同店のからあげの特徴は、ヘルシーなムネ肉をイチオシしているところです。通常ムネ肉のからあげといえば、モモ肉のそれに比べてジューシーさや美味しさで劣ることが多いのですが、あえてこちらではムネ肉をイチオシとして勝負しているのです。これはよっぽどの自信作に違いない。ということで、モモとムネどちらも楽しめる「からあげ弁当」を購入してみました。

まずは定番の「骨なしモモ（写真中央の2個）」を実食。さくっとやわらか、食べ慣れたジューシーさは「ああ、からあげを食べているな」という感覚が強く、最高です。タレも濃すぎず、スパイスも効きすぎていることがなく、これは子供でも食べやすそうですね。素直に美味しい。

続いて気になる「骨なしムネ（写真右の2個）」を食べます。まず感じたのは、ムネ肉とは思えないジューシーさ。秘伝のタレに長時間つけこむことがおいしさの秘密だとのことですが、これは…たしかにムネ肉とは思えない美味しさです！脂身が少ないことであっさりしており、カロリーが気になる人でも選択できるからあげでは…！

ちなみにですが、同系列の別店がSNSに投稿していた内容によりますと、モモ肉のからあげで100gが367Kcalなのに対し、ムネ肉のからあげは100gで218Kcalまでおさえられるとのこと。この違いはめちゃくちゃ大きいですね。サラダチキンがだいたい100gで100Kcal弱なので、2倍程度で抑えられていることになります！なおどちらのからあげも、100gで2〜3個となっています。

いままでからあげといえばモモ肉だ！と思っていましたが、たしかにこちらのムネ肉はおいしい。このあっさり感はクセになるかも。罪悪感の少ないからあげとして、覚えておいて損は無さそうです。