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“すみれ系”のカップ麺がスープを大幅に改良して再登場?「三ん寅 味噌ラーメン」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

三ん寅 味噌ラーメン」を食べてみました。(2024年4月8日発売・東洋水産)

この商品は、東京・新宿の超人気ラーメン店“三ん寅(さんとら)”の看板メニュー“味噌らーめん”をカップ麺に再現したもので、前回よりもスープに使用している味噌の種類と量を見直したことによって濃厚でパンチのある味わいに際立ち、“村中系”・“純すみ系”ならではの濃厚でスパイシーなスープが中太縮れ麺に絡む食べ応えのある一杯、“三ん寅 味噌ラーメン”となっております。

では、今回の“三ん寅 味噌ラーメン”がどれほど豚骨ベースのコク深く濃厚な味噌スープに仕上がっているのか?食欲そそる“にんにく”や生姜、さらにピリッとした辛みやスパイス感を加える山椒や唐辛子、札幌ラーメンならではのプリッとしたコシの強い中太縮れ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(101g)当たり480kcal。
食塩相当量は6.7gです。

次に原材料を見てみると、スープを大幅に改良したという割に前回と比較してほぼ同等の仕様となっているんですが…臭みのないポークを利かせた濃厚な味噌スープに仕上げ、そこに生姜や“にんにく”といった香味野菜の旨味が食欲を掻き立て、さらに山椒や唐辛子が後引くスパイス感を引き立てるメリハリの付いた味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“特製油”と記載された調味料が別添されています。

では、熱湯を注ぎ3分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりに“特製油”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、まさにこってり感と後味すっきりとしたキレ、そしてスパイシーさがバランス良く融合された満足度の高い一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、もっちりとした弾力と強いコシを兼ね備え、ほどよく“ちぢれ”を付けた仕様となっており、豚骨の旨味や白味噌をベースに食欲そそる“にんにく”や生姜、さらに山椒や唐辛子によるスパイシーかつ後引くアクセントを加えた濃厚な味噌スープがよく絡み、山椒や唐辛子によるスパイス感のある風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの味付挽肉以外にメンマ・玉ねぎ・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出てくる仕上がりとなっていたため、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした中太縮れ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

スープは、豚骨の旨味をベースにコク深い味噌を合わせ、さらに相性抜群な“にんにく”や生姜などの香味野菜が深み・繊細さを引き立てたことで濃厚ながらも決して脂っこさを感じさせることもなく、山椒などのスパイスによるアクセントが相性良く馴染み、最後まで飽きの来ないテイストとなっています。

ということで今回“三ん寅 味噌ラーメン”を食べてみて、豚骨の旨味をベースに相性抜群な香味野菜を加えた札幌の王道とも言える“村中系”・“純すみ系”といった濃厚な味噌スープに仕上げ、ほどよく“ちぢれ”を付けたコシの強い中太麺が食欲を満たす深みのある一杯となっていました。

そして特に今回は味噌の種類と量を見直したコク、豚骨の旨味や特製油による旨味エキス・脂が好印象で…香味野菜や香辛料とのバランスも非常に良く、カップ麺とは言え本格感のある味わいがボリューム感たっぷりと楽しめるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

新商品のカップ麺や、美味いラーメン店などなど…実際に食べた気にさせるようなリアルなレビューを心がけたブログでございます。m(_ _)m

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