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人間関係に悩んでいる人へ。フランシス・ベーコンの名言「友達とは、時間の…」英語&和訳

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はフランシス・ベーコンの名言をご紹介します。フランシス・ベーコン(1561~1626年)は16世紀から17世紀にかけて活躍したイギリスの哲学者です。
今回は、人間関係に悩んでいる人に届けたいフランシス・ベーコンの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人間関係に悩んでいる人へ。フランシス・ベーコンの名言「友達とは、時間の…」英語&和訳

“Friends are thieves of time.”

「友とは時間の泥棒である」
フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)

友達は人生に必要なものなのでしょうかね。
私は中学1年から不登校・ひきこもりになったのですね。学校に行っていた頃は、友達も数人いたのですが、それ以降は一人も友達ができたことがないのですね。
友達がいると自分の時間が持てなくなりますよね。私は15歳から独学で英語の勉強を始めたのですが、勉強の時間を多く持ちたかったのですね。学校に行っていなかったので、このまま何もしないで大人になったら将来食べていけなくなるなと。そういう危機感から英語の勉強を始めたのですね。その時間は1分1秒たりとも無駄にしたくなかったのですよね。

ただ、人と関わることはとても大切ですよね。私は20代前半から8年くらい土木の仕事をしていたのですね。そこでいろいろな人と出会って、それまでは人と話すのが苦手で、人を避けるように生活していたのですが、そこから少しずつ人と話すのが楽しくなっていって。人間嫌いだったのが、人を好きになっていって。

全てを手に入れることはできないと思うのですね。何かを得たときというのは必ずその代わりに何かを手放していると思うのですね。
友達がいれば、一人でいるときよりも楽しい時間が過ごせるかもしれない。相談にも乗ってくれるかもしれない。ただ、友達といるときと、一人でいるとき、物事をより深く考えられるのはどちらだと。それは一人でいるときだと思うのですね。

これは以前美輪明宏さんがラジオでおっしゃっていたことなのですが、「一升枡には一升のお米しか入らない。それに1トンも2トンも入れようとするのは無駄なこと。人にはちゃんと器というものがあって、終始バランスが取れるようにできている。だから、人をねたんだり不公平だと言う必要はありません」。

人間関係に悩んでいる人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選

いかがでしたでしょうか?今回はフランシス・ベーコンの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『フランシス・ベーコンの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、フランシス・ベーコンの名言を6句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「友情・信頼」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「友情・信頼」に関する世界の偉人たちの名言を23句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。

“Comparison is the thief of joy.”

「比較は喜びを奪う」
セオドア・ルーズベルト(第26代アメリカ合衆国大統領)

“If you want to live a happy life, tie it to a goal, not to people or things.”

「幸せな人生を送りたいなら、それをなんらかの目標と結びつけなさい。人や物とではなく」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)

“Success is getting what you want. Happiness is wanting what you get.”

「成功とは求めたものを得ること。幸せとは得たものを求めること」
デール・カーネギー(アメリカの作家)

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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