【山形市】スパイス香る、絶品タジン鍋!七日町の路地裏で楽しむ、モロッコの世界
「モロッコ」ときくと、みなさんは何が思い浮かびますか?
北アフリカに位置するモロッコは、ヨーロピアン×アラビアンのエキゾチックな国。サハラ砂漠やマラケシュ、タジン鍋といった名前は誰もが耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな「モロッコ」を、実は山形市七日町で堪能することができるんです!
今回は、七日町にあるモロッコ料理のお店「café de maroc」(カフェ ド マロック)さんにお邪魔しました。こちらのお店、実は東北初のモロッコ人のシェフが作る、本格モロッコ料理が味わえるお店なんです。
店内
扉を開けると、オーナー・シェフのアミン ヌハエリさんが明るく出迎えてくださいました。店内にはカウンターとテーブル席があり、壁や棚にはモロッコのインテリアが並んでいます。
入口付近には雑貨売り場もありました。
グラスやコーヒーカップ、ポーチなどさまざま。モロッコならではの華やかな色合い、パターンがとてもかわいいです……!
メニュー
代表的なモロッコ料理であるタジン鍋とクスクスがありました。
タジン鍋:三角帽子の可愛らしい鍋に、野菜やお肉を入れ、食材自体の水分で蒸し上げる料理。ビーフタジンやチキンタジン、シュリンプタジンなど。
クスクス:見た目はご飯のようですが…実は、世界一小さなパスタ!ソースをかけていただきます。
また、お酒のメニューも充実しており、モロッコのお酒もあるようです。
ビーフタジン(2000円)
今回はビーフタジンを注文しました。蓋を開けると…大きいお肉!!そして野菜は、ニンジン、カリフラワー、ズッキーニが入っていました。(※野菜は季節によって変わるそうです。)
サックサクのパンを、玉ねぎベースのスープに付けていただくと……スパイスの香りが一気に広がりびっくり!しっかりスパイスが香りますが、どこか優しい味で(強い香辛料が苦手な筆者でも)とっても食べやすい!
お肉もほろほろで美味しい~!お肉は、柔らかくするために、鍋に入れる前にソテーし、タイミングを見て鍋に入れているのだとか。
別添えで、自家製ハリッサソース(唐辛子ベースの辛いソース)もありました。しっかり辛かったので、刺激が欲しい方におすすめです!(※筆者は米粒ほどの量をつけてみましたが、辛すぎて断念……。)
モロッコを感じるひと時
店内にはモロッコの本もありました。読みながら、異国の地に想いを馳せます……。
モロッコではミントティーがよく飲まれているそうで、ミントティー用のポットもありましたよ。インテリアとしても、めちゃくちゃ綺麗…。
店内の照明は、モロッコのランプ!ガラスの模様がすてきです。
オーナーシェフ:アミンさん
アミンさんは、モロッコのお話やご自身のお話を気さくに話してくださいました。モロッコのスポットや食べ物のお話を聞いていると、異国の地だったモロッコがどんどん身近に感じられ…「行ってみた~い!」と何度も口から漏れていました。すっかりモロッコの虜になった筆者。
アミンさんは19歳から料理人として働き、日本では静岡や北海道、東京のホテルの厨房などでも働いていたそうです。
山形に来て2年、お店をオープンして1年半ほど経つとのことですが「モロッコ人は山形に私だけなんです。」と、ちょっぴり寂しそうな笑顔を見せたアミンさん。ですが、お休みの日には釣りや仙台へお出かけしたりと、アクティブに過ごされているんだとか。
お店に行った際は、お食事だけでなく、ぜひアミンさんとのモロッコ話も楽しんでくださいね。
今回は、七日町にある「café de maroc」さんをご紹介しました。山形にいながら、モロッコを堪能できるcafé de marocさん。モロッコ料理を味わいながら、遠いモロッコに想いを馳せるひと時……。ぜひみなさんも、「山形のモロッコ」を味わってみてくださいね。
===========
基本情報
店名︰café de maroc(カフェ ド マロック)
住所︰山形市七日町1-2-56
電話番号︰023-666-8864
営業時間:11時30分〜14時/18時〜23時
定休日:日曜日
駐車場︰なし
※本記事に掲載している情報は、2024年6月時点のものです。