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【大崎市】岩出山に3/15オープンした定食屋が攻めに特化した男飯を出してたので食べに突撃してきました

ささキジ取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

どうも。ささキジです

いきなりですが、大崎市の岩出山に新たな飲食店がオープンしたとの情報をゲット。(2024年3月15日オープン)

詳しく調べてみるとなんと【定食屋】なんだって。

私、定食屋という言葉を聞くとテンション上がってくるんですよ。

ゆったりした空間・席とガヤガヤ感。決して上品とかおしゃれとかそういうのじゃないけど、まるで家でくつろいでいるかのような安心感のある店内。ドカベンとか特攻の拓なんかが全巻揃ってたりね。

などなど妄想を広げていくと、もういきたくていきたくて仕方なくなってきました。

ということで、いっちゃうよね。建物がでかい!

【韋駄天や】

どんな食べ物たちが私を待っているのだろうか。胸をときめかせながら入店。

建物からしてわかってはいたんだけど、すごく広い。

テーブル、カウンター、座敷までなんでもござれ。

・急に孫が遊びにやってきた

・友達数人が家に来たけどその友人が絶妙な潔癖症で人んちの食べ物が食えないタイプの人

みたいな急なパターンでも、しっかり迎え入れてくれる体制はとれているとみた。

またこちら券売機で注文をするお店ですが、券売機の写真だとメニューが見づらいと思うのでメニュー表の画像を載せます。

なるほどね。そば・うどんがありながらも定食、丼ものもあると。万能タイプの定食屋というわけか。

単品を頼んでビールをキメるという闘い方もできると。

日曜日の昼。陽気なおっちゃんが競馬中継見ながら飲んでる風景が容易に想像できる。別の席では今の世の中は…を力説するおっちゃんがいたり、近所の話で盛り上がるおばちゃんがいたり、ほんわか談笑のご家族がいたりするんだよきっと。

よし。妄想はこれくらいにして注文していきます。

今回は

・もつ煮 単品

・厚切り豚バラのぶた丼

・鳥中華小サイズ(小サイズは今回取材用で特別につくってもらいました)

を頼んでいきます。

もつ煮

もつ煮単品 700円
もつ煮単品 700円

店員さんが強くお勧めしてくれたもつ煮。

なかなかのボリューム。具材がゴロゴロ。

そしてデフォルトでにんにくがついてくる。これは珍しい。

にんにくをつゆに馴染ませるのではなくて、直乗せでモツを食べていきます。

ぐわあああああ!!!とがっつん味。たまんねぇなおい。

攻撃力に全振りしたもつ煮だ。"俺は守りに入るつもりは一切ねぇ"という強い意志を感じる。

血圧ドカーン!がっつん!くらい味噌味が濃くて、つまみやご飯のお供に完全に特化してる。

俺、これすんげぇ好き。もつは舌と口の中の上の方をすり合わせるだけでちぎれるくらい柔らかくなってて味が染み染み。

厚切り豚バラのぶた丼

厚切り豚バラのぶた丼 1200円(小サイズは680円)
厚切り豚バラのぶた丼 1200円(小サイズは680円)

インパクトがすごい。はさみがついてきて、好みの大きさに切って食べるとのこと。

………

……

見た瞬間感じた。バカだよこれは。男子校の放課後に話が盛り上がって完成した感。

あえて肉を切った状態で出さない。

「だってお前らさ。肉がデケェとテンション上がるべ?」

という熱い問いかけをこの豚丼から感じる。

おれはこういうの超大好き。こんなのさ。テンション上がるに決まってんじゃん。

今回はあえて肉をはさみで切らず、ありのままの姿の肉に食らいついていこうと思います。

タレは甘めじょっぱい感じだね。甘めが少し強いかもしれない。

これがご飯に絡むといい塩梅で。たまらんね。

ご飯の量も多くて、肉もでかい。甘めの味付け。

となると1つ問題が発生する。

【途中でもたれる問題】

私のようにガンガンたくさん食える人間は大丈夫なのだけど、途中で飽きちゃったり、もたれちゃったりするんだよね。しかし、解決方法は超簡単。

にんにくをのせて食えばいいのさ。頭に稲妻が走るくらいうまい。二郎系のラーメンが好きな人は、絶対好き。超絶好き。

今回もつ煮についてきたにんにくを乗せて食べたので本来豚丼にはにんにくはついていない。

しかし!!!ニンニク乗せたらやばかった!とお店に人に言ったら「今度から豚丼にもにんにくつけます!」と威勢の良いお返事が。

みんなもぜひにんにくを乗せて肉を切らずにワイルドに食らってみてほしい。それくらいのワイルドができれば、多分モテるぞ。

また注意点として、キスの予定や大事な商談がある人は相手にも大量のにんにくを食わせて相殺させるか、にんにくは使わず七味唐辛子をかけてたべてみてください。

鳥中華

鳥中華 800円(上記の写真は取材ということで特別に作っていただいた小サイズです)
鳥中華 800円(上記の写真は取材ということで特別に作っていただいた小サイズです)

細麺に、鳥の甘さがふわっとしたスープ。そしてゴロゴロとした鶏肉。スルスルいけちゃうね。

俺めっちゃラーメン好きだぜ!いろんなところ行くんだぜ!という人にはもしかしたら響かないかもしれない。

が、しかし。がしかしよ。

「流行りのラーメンとかよくわかんねぇんだよな。でも中華そばくいてぇ。」

と思っているおじいちゃんおばあちゃんにはドンピシャで刺さるラーメンだと個人的に感じてる。平成初期の出前で食べるラーメンの鳥感強めバージョン。安心感があるよねぇ。

ぶた唐

ぶたの唐揚げ 単品750円
ぶたの唐揚げ 単品750円

持ち帰りで豚の唐揚げも。

鳥の唐揚げ的な味付けなのかな?と思ったらちょっとスパイシー。これは、カレー風味だ。

インドに寄せたカレー料理店のチキンティッカみたいにカレー味強めではなく、ふわっとカレーの風味を感じる。レモン汁をかけてさっぱりいただくとそれもまたうまい。

ちなみにぶた唐ともつ煮はテイクアウトも可能。

・お子様のおやつに

・普段の晩酌に

・奥様の料理の手間を減らすために

・お留守番してる人のお土産に

などいろいろな活用があるので、あわせて買ってみてもいいかもしれない。

また、毎日3種類のメニューが店の中央に置かれていて、無料で自由にとってもらって大丈夫だそうだ。自分がいったときは閉店間際だったので残り少なくなっていたが、これらを自由にとって食べれるってすごい。

お店の人に話を聞いていきます

店長の白井ゆかさん
店長の白井ゆかさん

※オーナーさんは顔出しができないということで、会話だけ載せていきます。

ささキジ:「いやーうまかったです。ありがとうございました!お店をオープンしようと思ったきっかけをおしえてください!」

オーナー:「自分が住んでいる岩出山という地域を盛り上げるためにどうすればいいのか?と考えていて…なにかをやりたいなと思ってたんです。何かを始める人もあまりおらず、じゃあ自分がやっちゃえ!って思って飲食店をオープンしました。」

ささキジ:「わりかしオープンするに至るまでのノリが軽い。ちなみに飲食店のご経験ってあるんですか?」

オーナー:「ないです!メニューなどは、自分がおいしいと思ったものを従業員の方にお伝えして、従業員の方々がその味を改良し今の味になっています」

飲食店未経験。ここまでくるにはいろんな苦労があったことだろう。オーナーさんすっごくにこにこしてて軽い感じで話をしてくれるけど、裏ではすごく頑張ったんだと思う。多分。

ささキジ:「盛りもよくてガッツリいけながらも、そばやうどんといった小腹を満たすことも可能なお店。こんな素敵なお店だったらオープン直後はお客さんいっぱいで大変だったんじゃないですか?」

オーナー:「お店は3月15日の金曜日にオープンしたんですね。自分的には金、土はそんなにお客様はこなくて、日曜日に来てくれるんじゃないかと思ってたんです。そしたら本当にありがたいことにオープン当日からたくさんのお客さんが来てくれました。その日に来てくれたお客様には待ち時間などご迷惑をおかけしてしまいました…ありがたいことにすごいたくさんのご注文をいただいて頭がフリーズしてしまいましたね。」

ささキジ:「わかる!自分も学生の頃、回転寿司屋でバイトしていたんですけど、注文がたて込みすぎてネギトロ片手にフリーズしましたもん。」

オーナー:「あははwより精進してたくさんのお客様においしいものを提供できるように今後も頑張っていきたいと思います!ぜひみなさんお気軽にお立ち寄りください!」

ささキジ:「じゃあ最後に、人気のメニュー、おすすめメニュー抜きにして個人的に一番好きなメニューを教えてください。」

オーナー・白井さん:「もつ煮!!!!」

もつ煮!!!!!おつまみにもいけるし、ご飯も掻き込める。テイクアウトも可能なので、夜の晩酌にもぴったりの逸品。

ぜひみんなも食べてみてね。

店舗情報

店名:韋駄天や

アクセス:宮城県大崎市岩出山下野目二ツ屋9−1

営業時間:平日 11:00〜14:00 土日祝 11:00 〜14:30

定休日:水曜日

SNS:インスタグラム(新商品情報などを発信しています)

取材が得意なWebライター(遠田郡・大崎市・登米市)

宮城のローカルメディア【ミヤキジ】を運営しています。コミュニケーション能力、謎で無駄な企画力、独特な感性をフルに駆使し宮城県に関する記事を量産していています。特に"人"に焦点を当てた取材記事がめっぽう好きです。心の中でツッコミを入れながら読むと私の記事は輝きを帯びます。

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