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村上宗隆がリーチをかける、50号、100号、150号、200号に4年続けて到達は、過去何人!?

宇根夏樹ベースボール・ライター
村上宗隆 JULY 31, 2021(写真:長田洋平/アフロスポーツ)

 過去3年とも、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)は、50本ごとに区切った本塁打のマイルストーンに到達している。2020年に通算50本目、2021年に通算100本目、2022年は通算150本目だ。

 連続する3シーズンに、それぞれ、50本、100本、150本に達した選手は、見落としがなければ、村上が13人目。ここには、アレックス・カブレラも含めているが、カブレラの場合、2002年に50本目と100本目(シーズン1本目と51本目)、2003年に150本目なので、連続する2シーズンに3度のマイルストーン到達だ。

筆者作成
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 これまでの12人中、王貞治ランディ・バースタイロン・ウッズ中村剛也(埼玉西武ライオンズ)の4人は、150本到達の翌シーズンに200本目のホームランを打ち、50本目から数えて、4シーズン連続のマイルストーン到達とした。村上は、あと40本塁打を積み上げると、通算200本となる。過去4シーズンの平均本塁打は、ほぼ40本。正確には、39.75本だ。

 ちなみに、岡本和真(読売ジャイアンツ)は、50本目が2019年、100本目が2021年、150本目は2022年。5シーズン続けて30本塁打以上ながら、2020年は50本区切りのマイルストーンに達していない。こちらは、200本塁打まであと35本だ。

 なお、4シーズン連続の4人のうち、王は、1962~65年の各シーズンに到達したマイルストーン、50本、100本、150本、200本にとどまらず、1966年に250本目、1967年に300本目、1968年に350本目、1969年に400本目のホームランを打っている(450本目は、1970年ではなく、1971年の開幕7試合目)。1962年の50本目から1969年の400本目まで、8シーズン連続のマイルストーン到達だ。

 バースとウッズは通算250本塁打未満。中村が250本に達したのは、2014年6月13日だった。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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