【自己犠牲を美徳としないで】幸せな人生を送るために知っておいてほしいたったひとつのこと
子どもには幸せな人生を送ってほしい
優しい子に育ってほしい
多くの親がこのように願っています。
しかし、実はある条件がついている「優しい子」になってしまうと、その後の人生で苦労する可能性があります。
この記事では、幸せな人生を送るために知っておいてほしい「自己犠牲をしない」ということについて解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
人間の種類はおおまかに3つ
心理学の教授、アダム・グランド氏によると、人間関係における思考・行動タイプにはおおまかに3種類に分かれているそうです。
1.ギバー
見返りを期待せず、人に与えるタイプ。
困っている人に手を差し伸べる人。
2.マッチャー
自分が与えてもらった分人に与える人。
恩返しはするが、自分から何かを与えることはしないタイプ。
3.テイカー
自分の利益を最優先し、相手に与える気持ちがあまりないタイプ。
3タイプの中で、最も搾取されるのは「ギバー」です。
一方で、最も成功するのも「ギバー」であるといわれています。
成功するギバーが絶対にしないこと
成功するギバーは、自分の利益になることにもしっかりと関心をもち、自分のことを大切にしています。
人に与えながらも「自己犠牲」をおこないません。
これが搾取されるギバーとの違いです。
ギバーには2種類あり、「自己犠牲型」と「他者志向型」に分かれます。
他者志向型のギバーは、他者利益、自己利益のどちらにも関心があるため、人に与えることで自分にも還元されていくのです。
自己犠牲型にしないために、自己肯定感を高める育児を
自己犠牲型ギバーにしないために、子どもと関わる中で、子どもの自己肯定感が高まる言動を心がけましょう。
1.無条件の愛を示す
子どもに対して成績や行動に関係なく、無条件に愛されていると感じさせることが重要です。
これにより子どもは、ありのままの自分でいることに安心感を持つことができます。
大好きだよ
愛しているよ
大切な存在なんだよ
こういったことを、ぜひ言葉にして無条件の愛を伝えていってください。
2.失敗を学びの機会とする
失敗をネガティブに捉えず、学びの一環として受け入れる姿勢を持つことが大切です。
これにより、子どもは失敗を恐れずに新しいことに挑戦できるようになります。
失敗したことに対して、子どもの気持ちに共感し、「どうすればできるかな?」と前向きに一緒に考えていけるとよいですね。
3.子どもの意見を尊重する
子どもが自分の意見を伝えることができる環境を作り、その意見を尊重することが大切です。
これにより、子どもは自己価値を感じることができます。
子どもの話に耳を傾け、しっかりと向き合う時間を作りましょう。
まとめ
この記事では、子どもが自立した幸せな大人に成長するために重要な「自己犠牲を避ける」かかわりについてまとめました。
子育て中の親にもうひとつ心がけてほしいのは、親自身が自分を大切にする、ということです。
ママやパパも、家族のために、と自己犠牲をするのではなく、自分のために時間を使うことがあってもよいのです。
むしろ、親が過剰に自己犠牲をおこなっている姿をみせないことも自己犠牲型に育てないためのひとつの方法であると考えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。