あなたは大丈夫?子どもを怒鳴ってしまう親に試してほしい5つのこと
子どもがいけないことをするとつい感情的になり怒鳴ってしまう。
怒鳴ってしまった後に自己嫌悪…
そんな経験はありませんか?
親も人間なので、子どもに悪影響だとわかっていても、感情の爆発を抑えきれないこともあるでしょう。
子どもを怒鳴ることなく過ごしている親は、どんな風に日々を過ごしているのでしょうか?
この記事では、子どもを怒鳴ってしまう親が知っておくべき5つのポイントについて解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1.子どもを叱るときは、理論的に説明する
子どもは、ただ「だめ」と言われただけでは、なにがだめなのか理解できません。
なぜだめなのかを理解する経験値が足りないのです。
- なにをしたらだめなのか
- なぜそれがいけないのか
- 好ましい行動
この3つをセットにし、教える必要があります。
「お店では歩こうね。人にぶつかってケガをさせてしまうかもしれないからね。走ったら危ないよ歩こうね」
と伝えます。
論理的になぜダメなのか考えることで、親の高ぶった感情が鎮静する効果もあります。
親自身も、なぜその子どもの行動がいけないのか、自分の怒りは矛盾していないか考えることが大切です。
2.~すべきという自分の価値観を見つめる
「部屋を片付けなさい!」→将来片付けられない子になるかもしれないという不安
「ごはんは全部食べなさい!」→好き嫌いがあったら栄養が偏ってしまうかもしれない
人によって、イライラするポイントは少しずつ違っています。
その人がどのような価値観を持っているかによってイライラポイントは変わるのです。
なぜ自分はこんなにイライラしているのか、自分の中にある価値観を見つめ、手放せるものから「まあいいか」「しょうがないよね」と手放してみましょう。
どうしても手放せない価値観は、「ママはきれいなお部屋が好きだから一緒に片付けてほしい」と自分(親)を主語に話してみてください。
そうすると、子どもも責められている感覚がなくなり、意地を張らずに動いてくれるようになるでしょう。
3.「できないこと」じゃなく「できること」を見つける
親は、つい子どものできないところばかりが目につきがちです。
しかし、日ごろから子どもの「できていること」を見つけ、認めることが大切です。
認めることで、子どもの自己肯定感が上がり、ものごとに対する意欲もわいてきます。
また、「できること」を意識して見つけると、親自身も子どもの成長を感じられ、ポジティブな方向に意識が向かいやすくなるでしょう。
4.子どもとの雑談を楽しむ
人間は、2つの相対する感情を同時に考えることはできません。
子どもと何気ない会話を楽しむことで、自分の心にイライラする隙を与えなくするのです。
子ども自身も楽しい気分になったり、親子の信頼関係も育まれるでしょう。
5.子ども優先じゃなく自分優先
子どもといると、おのずと子ども優先になりがちではないでしょうか。
まず、親自身が満たされていなければ人に優しくはできません。
自分時間を作ったり、子どもといるときでも自分から優先してやることをつくったり、まずは自分を満たしてあげましょう。
まとめ
イライラするのをやめよう、怒鳴らないようにしようと思っても、なかなか難しいものです。
まずは自分のイライラする状況を見つめなおし、なぜイライラしてしまうのか考えてみましょう。
この記事が「イライラする子育て」から抜け出すヒントに少しでもなれたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。