小学生になるまでに伝えたい!しつけで大切な5つの考え方
自分の子どもに、どのように育ってほしいですか?
頭が良く、いい大学に入れる子?運動神経抜群なオリンピックを目指す子?はたまた社会の荒波に揉まれてもへこたれない子?
頭が良くなってほしいのも、運動神経が良くなってほしいのも、心が強くなってほしいのも、すべては子どもに幸せな人生を歩んでほしいからではないでしょうか。
しつけにも様々なものがありますが、ここでは、「幸せを感じられる子ども」を育てるために知っておきたい考え方についてご紹介しようと思います。
1.できなかったとしても、何かを頑張ったことが大切なんだよ。何度でもチャレンジして、失敗するから成功するんだよ
成功したときだけ褒めていても、「成功した私」だけを褒められていると感じてしまいます。
肝心なのは何回失敗してもあきらめない心を育てること。
失敗を繰り返してやっと成功する。そのプロセスを見てあげることが必要です。
2.勉強は、好きなことを見つけるためにするんだよ。今好きなことでも、もっとたくさんのことを知ることができるんだよ。
勉強はなんのためにするのか。子どもなら一度は疑問を持つと思います。
勉強をすることで、様々な分野を知ることができ、あらゆる知識が身に付きます。
また、今好きなことも、更に奥深く知ることができます。
好きなことをみつけ、ゆくゆくはそれが仕事になるかもしれません。
好きなことを極め、それで対価が得られる。
そんな幸せな人生をみつけることが、勉強をするということなのです。
3.嫌いな子がいることはぜんぜん悪くない。嫌いだからといってイヤな態度を取ることがいけないことなんだよ。
「みんな仲良く」
よく聞くセリフですが、その概念を子どもに押し付けてしまうのは危険です。
人は誰しも嫌いな相手くらいいるものではないでしょうか。
子どもでもそれは同じです。
しかし、嫌いな相手だからといって傷つけていいわけではありませんよね。
無視したり、「嫌い」と言ったり、周囲を巻き込んでいじめたり。
嫌いな相手はいてもいいですが、イヤな態度は取らないことを説明しましょう。
4.怒りも悲しみも喜びも、すべてが大切な感情。どれもあなたが幸せになるために必要だよ。
ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も共に受け入れている人は、心身共に健康と考えられています。
単に「幸せだ!」と感じるよりも、「ワクワクする!」や、「楽しい!」など、多様な感じ方ができるとより人生が充実したものとなるでしょう。
5.ぐしゃぐしゃに丸めた紙はまっさらな綺麗な紙には戻らない。相手を傷つけるということはそういうことだよ。
いくら自分が反省しようが、「ごめんなさい」と言おうが、傷つけた事実は戻りません。
心には、一生傷が残り続けるでしょう。
相手を傷つけることはどういうことか、わかりやすく説明すると子どもも納得できます。
まとめ
マナーを教えたり、勉強を教えたり、しつけも様々だと思います。
子どもにしっかりしつけをすること、それは親が子どもに幸せを願うからではないでしょうか。
子どもの人生をより豊かなものにできるように、幸せをもたらす言葉をかけていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。