この地には、かつて能楽シテ方、観世家の屋敷があり、当社はその鎮守社だったそうです。
今では、 京都市立西陣中央小学校の片隅に祀られています。
伝えによれば室町幕府の三代将軍足利義満から大和猿楽の観世(結崎)三郎清次こと観阿弥(世阿弥の父)が拝領した土地ということです。
観世流(かんぜ-りゅう)とは能楽における能の流派の一つで、 シテ方観世流は大和猿楽四座のひとつ結崎座に由来する能の流儀。観阿弥を流祖とし,足利義満の後援を得て発展したと言われています。
小道具や古美術の老舗会社『高津商会』には能面始め、多くの面がたくさん揃っています。倉庫にいるだけで、博物館にいる以上に学びが多く楽しいです♪
京都はちょっとしたところに、歴史が詰まっているので小道をそぞろ歩きするのも面白いですね。