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大阪・西長堀にある名店の味を再現?「地域の名店 カドヤ食堂 ワンタンめん」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

地域の名店 カドヤ食堂 ワンタンめん」を食べてみました。(2023年10月10日発売・明星食品)

この商品は、大阪・西長堀に本店を置く“中華そば”の銘店“カドヤ食堂”の人気メニュー“ワンタンめん”を同店監修によってカップ麺に再現したもので、鶏の旨味や魚介出汁を合わせたシンプルな醤油スープに仕上げ、食感滑らかなワンタンや角刃の中太麺が絶妙にマッチした上品な一杯、“地域の名店 カドヤ食堂 ワンタンめん”となっております。

では、今回の“地域の名店 カドヤ食堂 ワンタンめん”がどれほど鶏や魚介の旨味を丁寧に利かせたコク深く繊細な清湯系の醤油スープに仕上がっているのか?ノンフライ仕様のつるっと滑らかなワンタン、角刃で切り出したガシッとした食感の中太ノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認してみたいと思います。

まず1食(121g)当たり415kcal。
食塩相当量は7.1gです。

次に原材料を見てみると、鶏や豚の旨味を丁寧に利かせた醤油ベースのスープには、シンプルながらも深みのある旨味が凝縮され、最後まで飽きの来ない後味すっきりとした口当たりとじんわりと染みるような美味しさがうまく再現されたクオリティの高い味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り“かやく”、液体スープといった2つの調味料などが入っています。

では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりに液体スープを加えてよくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、特に若干幅広で角刃の麺にはほどよい弾力と強いコシが加わり、一方のワンタンはもっちりとした滑らかな食感を表現、特に今回は麺・ワンタンともにノンフライ仕様ということで臨場感の高い食感が楽しめる上質な一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は、加水率が高い弾力もありつつ…ガシッとした強いコシによって実店舗さながらの食感を表現、そしてなんと言っても食欲をしっかりと満たす密度感の高い仕様となっており、鶏や魚介の旨味を丁寧に利かせたコク深くも後味すっきりとした安定感のある上品な醤油スープがよく絡み、一口ずつに鶏や豚の旨味、染み渡る魚介系の出汁などが口いっぱいに広がっていき、醤油の芳醇な風味が後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらのワンタン以外にチャーシュー・メンマ・“ねぎ”が使用されていて、特にワンタンは…ノンフライ仕様によってとろけるほど滑らかな食感でワンタンと言えども驚くほど美味しく、調理時間も5分ということで完全に湯戻りされた状態で食べはじめることができ、中に包まれている餡のような具材からも良い旨味が滲み出すクオリティの高い仕上がりとなっています。

スープは、鶏や魚介の旨味を丁寧に利かせたことによってコク深くも後味の良い醤油スープに仕立て上げ、そこに香味野菜や香辛料をバランス良く合わせたことでメリハリの付いた上品な味わいが再現され、何かに突出しているわけでもなく非常にシンプルでありながらも最後まで飽きの来ないテイストとなっています。

ということで今回“地域の名店 カドヤ食堂 ワンタンめん”を食べてみて、鶏や魚介の旨味を丁寧に利かせたコク深くもキレの良い醤油スープに仕上げ、醤油そのものの旨味・コクもうまく活かしたことでシンプルながらも申し分のない美味しさがクオリティ高く再現、そこにほどよい弾力と強いコシを併せ持つノンフライ仕様の中太麺やつるっと滑らかなワンタンが絶妙にマッチした本格感のある一杯となっていました。

やはり大阪を代表とする名店と呼ばれるだけあって、“カドヤ食堂”監修のカップ麺は非の打ち所がなく非常に美味しいですね。シンプルながらもスープの構成は意外と複雑で繊細、それによって単調になることもなく素材本来の美味しさが際立ち、さらに本格的な中太麺と食感滑らかなワンタンによる舌触りが非常に良く、食材から自家製麺にまで拘る銘店と呼ぶに相応しい味わいがカップ麺で気軽に楽しめるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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