2024年2月17日、18日の2日間『いただきます２　ここは、発酵の楽園』の上映会が東部学習センターレインボーホールで開催されました。18日には、講演会も開催され、撮影等の許可をいただき、参加してきました。ありがとうございます。

オオタヴィン監督の『いただきます２　ここは、発酵の楽園』が上映されました。お子さん連れの方、お腹の大きいマタニティマークを付けた方、年配の方など様々な方が来場されていました。

会場には、映画の関連書籍、講演をされた菌ちゃん先生こと、吉田俊道さんの書籍が展示されており、来場者の方も手に取っていらっしゃいました。

配布された資料には、ママエンジェルスと千葉県オーガニック給食審議会の紹介がありました。子どもたちが元気に健やかに育ってほしいという、願いをこめて、地域のつながりを深め、循環するまちづくりを目指して活動されています。当日も、映画の前には、来場されたお子さんが賑やかになる時もあるかもしれませんが、そのお声と映画が合わさって、今日この場だけの『いただきます２』ができあがります、と温かいお声かけがありました。

映画上映中は出演されている方の肖像権の関係上、撮影はできませんでしたが、保育園で自分たちで育てた野菜や野草を摘んだ給食を元気に食べる子どもたちのいきいきした姿が映しだされていました。農薬を使わない米作りに取り組む小学校の様子も紹介されました。今の私たちの生活で、離れている土にまみれる子どもたちの目はキラキラ輝いていました。上映終了後も、会場は温かい拍手に包まれていました。

映画の上映に続き、菌ちゃん先生こと吉田俊道さんによる講演会が始まりました。元々、長崎県で農業の指導をされていましたが、農薬を使用する農業をやめて、現在の菌ちゃんふぁーむを始められました。育てている無農薬で育てられた元気なキャベツの写真も紹介されました。

現在、全国でその方法は実践され、保育園児の欠席日数が減ったり、小学生の早寝早起きが定着したりといった実例も映画内でも紹介されました。会場内では、健康についての実践方法が紹介されるたびに、講演会からは、来場者の方も撮影が可能だったので、熱心にスマホで写真を撮影されていました。

菌ちゃんふぁーむでは、一時的に有機JASで定められた肥料を使う場合もありますが、基本的には無農薬で野菜を栽培されています。育てられている野菜は、たくさんの菌のおかげで、抗酸化成分のビタミンC、ポリフェノールが豊富に育ち、胃液を持たない青虫やアブラムシは多くを食べることが出来ません。虫のこない野菜ほど、私たちを健康にするそうです。一般の家庭でも育てることはできる方法なので、是非実践してください、と軽妙にお話され、会場からも楽しそうな笑い声が聞こえていました。

免疫力は、今や誰もが気になる事ではないでしょうか？　病原菌が増えることの出来ない健康体づくりに必要なことも紹介され、会場の方も熱心に写真を撮ったり、メモをとったりされていました。吉田さん自身も全てをやっている訳ではないよ、と言いながらも、よく噛んで食べること、生命力に重要な微量栄養素をとることの重要性をお話されました。大人も子どもも難しいことではなく、身近な所から取り入れられることがたくさんありそうです。少しずつ生活に取り入れ、健康に日々を過ごしたいですね。

『いただきます２　ここは、発酵の楽園』の上映会＆講演会
2024年2月17日・18日　
東部学習センターレインボーホールにて開催されました

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