「包丁で切った”レタス”が赤く変色する」←「なんで?」元スーパーの店員の回答に…「早く教えてよ」
レタスはサラダやサンドイッチでよく使われますが、包丁で切ると切り口が赤く変色することがあります。
なぜこのように赤く変色するのでしょうか?
スーパーの青果担当だった私が、変色する原因と赤くなりづらい下処理方法を合わせて解説します。
包丁で切ったレタスの切り口が赤くなる原因
レタスが切り口で赤く変色することは、金属製の包丁を使用したために起こります。
これは、レタスに含まれるポリフェノールと包丁の金属が化学反応を起こすためです。
この変色を防ぐ一つの方法として、セラミックやステンレス製の包丁を使うことが有効です。
しかし、レタスのポリフェノールが空気の酸素と反応して変色することもあるため、変色を完全に防ぐことは難しいです。
赤くなりにくい下処理
セラミックやステンレス製の包丁がない場合でも、切り口が赤くなりにくい方法があります。それは、包丁を使わずに手でちぎる方法です。
実際に手でちぎったレタスと包丁で切ったレタスを冷蔵庫で保存し比較しました。
手でちぎったレタスは赤くなりにくく、鮮度も保ちやすいことが分かります。
赤くなりやすい部位
レタスの部位によっても赤くなりやすさが異なります。
緑色の葉よりも芯の白い部分の方が赤くなりやすいです。
サラダで使う際は、緑の部分を多く使うことで、見た目も良くなります。
まとめ
- 金属製の包丁の使用がレタスの切り口を赤くさせる主な要因。セラミックやステンレス製の包丁がおすすめ。
- 手でちぎると切り口が赤く変色するのが少なく、鮮度保持も期待できる。
- レタスの部位によって赤くなりやすさが異なる。緑色の葉は赤くなりにくい。
気になる方は、ぜひ試してくださいね。
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