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40代50代に警告!寝酒生活を続けていたらトンデモナイことに…

45歳から変われました公認1級ダイエットアドバイザー

「さて、今日も一杯飲んで寝るか…」そんなアラフィフ世代に警告です!

アラフィフ世代に入ると、多くの人が睡眠の質の低下に直面し、悩むことがありますよね。

そんな時、手軽に睡眠を助ける手段として「寝酒」を選ぶ人も少なくありません。
しかし、この寝酒が実は…逆効果であることをご存じでしょうか?

確かにアルコールは一時的には眠りを誘うかもしれませんが、寝酒が睡眠の質を大きく損ね、健康にも悪影響を及ぼすんです。

そしていつしか気がつけば、寝酒がないと眠れない体に…!それは危険信号です!

そこで今回は40代50代がやりがちな、寝酒について深掘りします。
最後まで読んだら、「寝酒はもう金輪際やめよう…」と思うかも?

40代50代に警告!寝酒のデメリット:アルコールと睡眠の関係


寝酒、すなわちアルコールは入眠を促す作用が確かにあります。
しかしそれは入眠時の一時的なものです。

アルコールは睡眠の”レム睡眠”を減少させます。

レム睡眠というのは、精神的回復を促し、記憶の整理や情緒の安定に不可欠です。
寝酒を続けることで、これらの重要な睡眠段階が妨げられ、睡眠の質は着実に低下していきます。


レム睡眠を妨げる原因はアセトアルデヒド


アルコールを摂取することでリラックス効果が得られ、入眠が促進されるかもしれません。これは筆者も経験した覚えがあります。

しかし、アルコールが分解される過程で生成されるアセトアルデヒドは、睡眠のサイクル、特にレム睡眠を乱します。

先ほどもお伝えしたように、レム睡眠は、精神的健康や記憶の固定に必要な非常に重要な段階です。

成人においてレム睡眠の割合が少ないと、脳の機能低下や老化が進み、認知症のリスクが高まると言われています。

あなたが「気持ちぃ〜」とハマっている寝酒は、あなた自ら、脳の働きを弱め、体を老けさせる”あぶない行為”ともいえます。

40代50代の寝酒は、健康への影響が心配

長期的に寝酒を続けると、睡眠障害だけでなく、心臓病や肝臓病といった深刻な健康問題を引き起こすリスクが高まります。

寝酒がないと眠れない体になり、休肝日を設けることができないのも問題です。

特に40代50代では、今までの悪習慣のツケが一気にやってくる年代。
気持ちのいい寝酒と引き換えに、これらのリスクを抱えるという意識をしておくことが重要です。

あなたは「急に」病気になったのではありません。日頃の悪習慣の積み重ねが、肥満、老化、病気を引き起こすんです。気をつけて下さいね!

40代50代が寝酒の代わりに試すべきこと

寝酒をやめたら眠れなくなるよ、、、という方に、睡眠の質を自然に向上させる方法は多々あります。

例えば、夜にリラクゼーションのためのヨガや瞑想を試す、睡眠前にカフェインや重い食事を避ける、適度な夜間の運動を取り入れるなどが挙げられます。

これらは体を自然にリラックスさせ、睡眠の準備を整える手助けをします。

あなたは眠れないから寝酒に頼っているのではなく、寝酒をしているから睡眠の質が下がり、日頃の体調がすぐれなくなる。

体調がすぐれないと眠りが浅くなるので、結果また寝酒に頼ってしまう、という
睡眠負債のループから抜け出すためには、寝酒をやめて、代わりに体を動かしましょう。

寝酒がないと眠れないのではなく、単なるアルコール依存症かも?ということも。
まずは自分の生活環境を見直して、寝酒を断つ方法はないかな?と考えてみることをお勧めします。

実体験からの警告

医師によると、寝酒を習慣としていた患者は、アルコールをやめた後、睡眠の質が向上し、日中のエネルギーレベルが高まることを実感しています。
健康を取り戻すためにも、今夜からでも寝酒をやめることをお勧めします。

寝酒をやめて、睡眠改善するための簡単な取り組み


睡眠の質を向上させるための簡単な方法をいくつか紹介します。


一定の睡眠スケジュールを守る

毎日同じ時間に寝て起きることで、体内時計が整い、自然に眠りやすくなります。

寝室を快適な空間にする

寝室は涼しく(約18-22度)、暗く、静かな環境を保ちましょう。
快適な寝具(枕を買い替える、寝心地の良いマットレスにする等)を使い、リラックスできる空間を作ることが重要です。

リラクゼーションルーチンを作る

就寝前にはリラクゼーションのためのヨガや瞑想、深呼吸の練習を行うことで、心身ともにリラックス状態に入りやすくなります。
寝る直前の食事、お風呂も睡眠の質を落としますので、寝る前には何もしないぐらいのルーティンを作る事をお勧めします。

スクリーンタイムを減らす

寝る前の1時間はスマホ・パソコンの使用を避け、ブルーライトの影響を最小限に抑えるようにしましょう。
ブルーライトはメラトニン(眠りのためのホルモン)の産生を抑え、睡眠の質を低下させる原因となります。

適度な夕方の運動

夕方に軽い運動をすることで、体温が上昇し、その後自然に下がることで睡眠を促進します。
ただし、激しい運動は就寝直前には避けましょう。
おすすめはかかとの上げ下げ。どこでもすぐに出来て、場所も器具も必要ありません。

アルコールを含まない夜間の飲み物のレシピ

アルコールの代わりに、リラックス効果のある飲み物で一日の終わりを迎えることが、睡眠の質を向上させる手助けとなります。
以下に、おすすめのノンアルコール飲料を紹介します。

カモミールティーにハチミツ

カモミールティーバッグをカップに入れ、熱水を注ぎます。
5分間蒸らした後、お好みでハチミツを加えて甘みをつけます。

ウォームレモンウォーター

レモンを絞り、温水に混ぜます。
就寝前のリラックスタイムに飲むと、消化を助けると共にリラックス効果があります。

ラベンダーミルク

乾燥ラベンダーのティーバッグと、ホットミルクを合わせます。

まとめ

寝酒は一見安易な睡眠の手段のように思えますし、実際利用している方も多いでしょう。

しかし、健康を脅かす大きなリスクが伴うことも知っておく必要があります。
今日の記事を読んだことをきっかけに、より健康的な睡眠習慣を身につけ、40代50代の生活の質を向上させましょう。

寝酒の習慣をやめた直後は苦しいかもしれませんが、結果、あなたの体と心が、やめたことによる変化に感謝することでしょう。

あなたのより健康的な生活への一歩となることを願っています!

公認1級ダイエットアドバイザー

アラフィフ世代のライフコーチ、ナイトです。メタボ腹をバカにされ一念発起。45歳でウエスト-9.5センチのダイエットに成功。その経験を元に1級ダイエットアドバイザーの資格を取得し、ダイエットやエクササイズ、若々しく生きる為のライススタイルなどに関する「同世代からの生の情報」をお届けしています。柴犬が好き。youtubeもやっています。

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