【大田区】濃厚プリンやスコーンも人気。路地に佇む隠れ家カフェでこだわりコーヒーと相性抜群な甘いおやつ
京浜急行電鉄(京急)雑色駅から徒歩約4分の場所に、隠れた名店があります。場所は雑色商店街からJRの線路方面に向かい、少し路地を入ったところ。JR蒲田駅からも徒歩約17分で行けます。
駅前から続くいつも活気にあふれる下町のような商店街を進み、右手の路地に入ると、落ち着いた可愛らしいお店が見えてきました。
ローズレッドの看板と程よく茂ったアイビーが目印です。
こちらは「Café Pippis(カフェピッピーズ)」というおやつとコーヒーのお店。自家製の焼き菓子やソフトクリーム、自家焙煎のコーヒーが楽しめる隠れ家カフェです。
外観の大きなアール型の窓は、店主さんがここにお店を開店する決め手となったもの。赤いレンガタイルがアクセントになっていますね。
「Café Pippis」は、フランスで本場の洋菓子を学んだ経験と日本のレストランで修業した経験を持つ店主さんが念願かなえて開いたお店。こだわりのコーヒーは日本で学んだそうですよ。
店内はアンティーク調の長椅子や2人席と4人席のテーブルがあります。壁には、フランス中東部の都市「ディジョン(Dijon)」の地図やパリのお店「ル・シャノワール」のポスターが飾られていて、フランス気分を味わえます。
注文はカウンター越しに行うスタイルになります。
この日は、インスタグラムで紹介されていた「秋のショートケーキ」(850円)と「アイスカフェラテ」(600円)をイートインで注文しました。
秋のショートケーキ(店内のみ)とアイスカフェラテ
ショートケーキにはこれでもかというほどたっぷりのフルーツが使われており、とっても贅沢な一品です。ケーキがのったデザートプレートは、金のエッチングとローズレッドが華やかで、ゴールドのカトラリーがさらに上品さを引き立てていました。
季節のフルーツは、低温ローストした柿、イチジク、ブドウなどになります。
しっとりしたスポンジと上質な生クリームの甘さが絶妙に調和してとても美味しい。
特に、低温ローストした柿の甘さがメリハリがあり良いアクセントになっています。食感と風味が楽しめ、一口ごとに感動が広がります。
こだわりのコーヒーを一口飲むと、口の中に焙煎の深みが広がり、ビターな風味が際立っています。クリーミーなミルクが滑らかで、後味は驚くほどスムーズ。余計な甘味がなく、甘いお菓子との相性も抜群です。
はにかみながら笑う店主さんが「このコーヒーに合うお菓子を考えています」と言っていた通り、バランスが最高でした。
人気のおやつは?
「Café Pippis(カフェピッピーズ)」のおやつは、スコーンやアーモンドのフルーツのケーキ、クラシックチョコレートタルトの焼き菓子が中心。店内のみで提供されるクラシックキャラメルプリンやフレンチトーストも人気です。
訪れた日は残念ながらスコーンが売り切れていましたが、テイクアウトする場合は、自家製ジャムとクロテッドクリームを挟んで食べ歩き用として提供されています。
実は、店内のみで提供されているカットした季節のショートケーキは、たまに登場する特別なメニューになります。
2日前までに事前予約をすれば、季節のフルーツをたっぷり使ったホールケーキやホールタルトを注文することができます。今回のショートケーキが気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。特別な機会にぴったりのケーキですよ。
2階席もあり
2階にはゆっくり過ごせる空間があり、メイクアドバイザーである店主さんの奥様がワークショップなどで使用していない時に利用できます。
もとはスナックだった物件を改装し、見事に変身していますね。静かで落ち着いた2階席で、美味しいおやつとともに至福の時間を過ごせそうです。
魅力あふれるカフェ「Café Pippis(カフェピッピーズ)」
路地裏の住宅街にある「Café Pippis」は、厳選した原材料や調理法などのこだわりが詰まったおやつとこだわり抜かれたコーヒーで特別な時間を過ごせるカフェでした。
少し人見知りな店主さんが作る自家製のおやつとコーヒーを、ぜひ味わってみてください。
【店舗情報】
「Café Pippis(カフェピッピーズ)」
〒144-0055 東京都大田区仲六郷2丁目18-15
営業時間:11:00〜18:00
店休日:日曜日
>>公式インスタグラム
※お問い合わせはDMからお願いします。
※季節のフルーツを使ったホールケーキやタルトの詳細はインスタグラムをご覧ください。