夏に料理家が食べない野菜とは?NGの理由と逆におすすめの食材を紹介!夏バテ・夏カゼを予防する秘策
暑い時期は、食養生料理研究家である私が好んで食べない野菜があることはご存じですか?その野菜は体を温める効果が強く、暑い時期の健康管理にはマイナスに働くからなんです。私がほとんど調理しないので、家族もほとんど食べません。
そこで今回は、夏はNGの野菜とその理由、さらには逆におすすめでぜひ食べてもらいたい食材を紹介します。夏バテや夏カゼ予防の秘策にもなる情報です。ぜひ参考にしてくださいね。
夏にNGなのはニラ
NGの理由はニラに、免疫アップや血流促進に加えて、体を温める作用や神経を高ぶらせる働きがあるためです。寒い時期に食べる分にはありがたい効果ですが、夏に食べると体温を上げるので熱中症のリスクが高まります。さらに熱さからくるイライラも助長するので、精神面でもおすすめはできません。薬膳でも、夏の多食はNGとされています。
■ニラの働きと特徴
・体を強く温める
・冷え性の改善
・血流促進
・カゼ予防
・疲労回復
・暑い時期の多食は厳禁
小松菜は体を潤してイライラ予防
夏におすすめの野菜は、小松菜です。小松菜も同じ緑黄色野菜で免疫アップの効果があるのはもちろんですが、薬膳では体を潤す働きがあります。さらにイライラを改善する効果もあるので、熱さからくるイライラやソワソワ感を落ち着かせてくれます。
■小松菜の働き
・体を潤す
・イライラやソワソワを落ち着かせる
・胃腸の働きを高める
・夏バテ・夏カゼ予防
夏におすすめ!小松菜の中華だれ
暑くて食欲の落ちる時期におすすめなのが、小松菜で作る中華風のたれです。一般的にはニラで作る方が多いですが、私の場合夏は小松菜で作っています。栄養満点で、ほのかな苦みが夏の体にしみわたっておいしいですよ。
冷蔵庫で4~5日保存できるので、
作り置きして冷奴にかけたり、
冷やしうどんにかけて混ぜうどんにしたりするのもおすすめです。
また餃子は、我が家では夏はニラではなく小松菜で作っています。子供たちは気づかずおいしそうに食べてくれます。夏の小松菜餃子は、私にとって家族にばれていない秘策です。
まとめ
・ニラは体を温めるので夏の多食は厳禁
・小松菜暑さからくるイライラを改善する働き
・夏に食べるならニラより小松菜のほうがいい
・餃子は夏はニラの代わりに小松菜にするともいい
今年の夏も暑さが続きそうですが、上手な食材選びで体調を整えて、元気にお過ごしくださいね。記事中で紹介した小松菜の中華だれのレシピは下記リンク記事で詳しく紹介しています。(Yahoo!ニュース)