36歳。学校教師。ギリギリの年齢ですがパートナーが欲しくて婚活しています~おみおじリポート(54)~
婚活でうまくいく人の共通点は、やる気と見た目です
※2021年2月14日追記。清水さんはオネット以外で知り合った男性との交際に集中したいそうです。現在、新たなお見合いはしていません。ご了承いただき、彼女の成婚退会を一緒に願っていただけると幸いです。
こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この文章を読んでいるあなたもその1人です)同士が良縁を結ぶことをお手伝いする活動です。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
僕の読者であるオネット会員は、長めかつ緩めの文章を楽しむ習慣がある人たちです。みんなどこか似ています。よく言えば知的、悪く言えば「こじらせ系」。真剣交際中の人たちがこの8か月間で4組も誕生し、結婚に向かって交際を深めています。文化系サークル内でのカップルみたいなものだなと嬉しく思っています。
さて、おみおじを再開して半年ほどが経ち、婚活でうまくいく人の傾向が見え始めています。やる気と見た目の2要素です。
誰もが結婚する時代ではないので、「私は結婚したい」という明確で素朴な動機はとても重要です。そして、積極的かつ柔軟に行動して結果を出す。「世間体が悪いので一度ぐらいは結婚というものをしてみたい」程度の気持ちでは、他人との折り合いをつけるのは難しく、なんだかんだと言い訳をして先に進まなかったりします。
やる気は見た目にも影響します。他人を自分の人生に受け入れる用意がある人は、清潔感はもちろん、明るさのようなものを発します。身だしなみだけでなく、表情が変わるのかもしれません。やる気を見た目でうまく表現した人が良縁をつかんでいく、とも言えます。
36歳で「ギリギリの年齢」という危機感は良いことです。バネにしましょう
<平日は仕事をがんばって、休日はゆっくりしたり。幸せには暮らしていると思いますが、親友のようなパートナーができたらなお楽しいだろうなと婚活をしています。できれば子どもも欲しいし、子育てがしてみたいです。ギリギリの年齢なのですが……。人見知りな部分があるため、間に入っていただく方の力をお借りして活動するのが自分には合っている気がして応募しました。>
僕のウェブマガジン(受けオネットの募集窓口の1つ)の読者からこんなメッセージが入ったのは9月半ばのことでした。関東地方で学校の教員をしている清水美穂さん(仮名、36歳)です。マチコ先生に文面を転送したところ、「ギリギリの年齢」と自認している点を高く評価。やる気がある、とマチコ先生は判断したのです。
「40歳を過ぎてからようやく焦る人もいる中で、清水さんは36歳で危機感を持っているのはとてもいいと思います。改善するべきところは改善し、集中して婚活すれば、きっといい結果をつかめるはずです」
人見知りな性格は直せなくても、やれることはたくさんあります
仕事は前向きに取り組んでいて、ほぼ皆勤で職場に通っているという清水さん。恋愛以外は積極的で、友人と遊ぶときも自分で企画して声をかけることが多いとのこと。
「落ち込むことがあっても引きずったりはしません」
清水さんは心身が基本的に健康なのですね。それも婚活にはとても重要な要素だと思います。ただし、本人も自覚している人見知りがネックとなり、アプリを使った婚活は難航しているようです。
「自治体内で転勤して新しい職場に慣れるのも1年ぐらいかかります。さすがに生徒たちには人見知りはしませんけど。30代になってから婚活アプリなどをやっています。そこで出会った人と何回か遊びに行ったことはあるのですが、相手からアプローチしてもらうと気持ちが引いてしまいます。アプリで相手の背景がわからないので、『このまま先に進んでいいのかな』と不安になるのです」
清水さんが指摘するように、オネットでは僕とマチコ先生が「間」に立つので、アプリのような不安を感じることはないと思います。ただし、他人を結婚相手候補として選ぶだけでなく、相手からも選んでもらうことには変わりがありません。人見知りは直せなくても、やれることはたくさんあります。
婚活は総合力の勝負。会話に自信がないなら、外見を磨きましょう
マチコ先生のやる気スイッチも入ったようです。清水さんの見た目をさっそく厳しめに指導。
「今日はZoomで私と大宮さんに会うだけなので、髪にもメイクにもあまり力を入れていないのでしょうか。でも、本当に結婚したいのならば髪のケアは毎日入念にしてください。ツヤツヤした髪は武器になります。男性は、きちんとキレイにしている女性が好きだからです。自分にも手をかけてくれる、と連想するからかもしれません」
メイクや服装も同様です。学校で子どもたちと格闘している清水さんは、普段はカジュアルな装いを好んでいるとのこと。婚活で接するのは子どもではなく、パートナー候補の男性です。僕たちは無個性な婚活ファッションは推奨していませんが、相手がときめきを感じるような見た目を心がけるのは大切です。
マチコ先生によれば、婚活は総合力の勝負です。ものすごく条件がいい人でない限りは、まだ見ぬ相手に対するサービス精神が問われます。当意即妙の会話をする自信がないのであれば、事前に質問事項を用意したり、外見をできるだけ良くすることで、補えばいいのです。
「今後は、何でも私か大宮さんに相談してください。好みのタイプではない男性とのお見合いでも、私たちに相談しながら前向きに会っていけば、出会いの範囲は自然と広がっていきます」
確かに、最初はピンと来なくてもマチコ先生が「この人をすぐに断るのはもったいないよ」と客観的にアドバイスをしたことで思い留まり、交際に発展したケースもあります。もちろん、マッチングアプリなどを併用してくれてかまいません。婚活は総合力にして総力戦です。使えるものはすべて使って、自分だけの幸せをつかんでください。僕たちも全力で応援します。
※文中のオネット会員は仮名です。清水さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方はこちらをご覧ください。