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大谷とトラウトは2位、ウォードは5位。オールスター・ゲームのファン投票・中間発表

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(左)とマイク・トラウト May 10, 2022(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 6月21日、オールスター・ゲームの先発野手を決める、ファン投票の途中経過が発表された。

 ファン投票は、2段階に分かれている。基本的には、現在、投票が行われているフェイズ1の各ポジション1位と2位が、フェイズ2の投票へ進む。外野手のフェイズ2進出は、1位~6位だ。ただ、フェイズ1の得票がリーグ全体で最も多い選手は、その時点で選出が決定。この選手がいるポジションは、フェイズ2の投票を行わない。リーグ最多得票が外野手の場合は、2位~5位の4人がフェイズ2へ進み、そこで上位の2人が選出となる。

 ロサンゼルス・エンジェルスの選手では、大谷翔平がア・リーグDHの2位(55万5056票)、マイク・トラウトテイラー・ウォードはア・リーグ外野手の2位(129万5854票)と5位(49万7361票)に位置している。他のポジションにノミネートされている5人は、いずれもトップ5に入っていない。

 ア・リーグDHの1位は83万5669票のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)、3位は30万7706票のJ.D.マルティネス(ボストン・レッドソックス)だ。ア・リーグ外野手のトップ6には、151万2368票のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)、トラウト、62万2063票のジョージ・スプリンガー(トロント・ブルージェイズ)、50万4537票のジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、ウォード、40万3050票のバイロン・バクストン(ミネソタ・ツインズ)が並ぶ。

 ジャッジの得票はア・リーグで最も多く、このままいくと、5位のウォードはフェイズ2へ進むが、6位のバクストンは進めない。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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