今年もこの季節がやってきた♪五勝手屋本舗さんの「雪ぼうし」赤と青両方揃えたくなるキュートな最中
皆さん、最中を思い浮かべてください。
さて、それはどんな形ですか?四角、丸型、人によってはご当地のキャラクターや何かしらを模ったもの…あぁ、季節的には金沢市の梅型の最中、福梅を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いずれも平面、もしくはふっくらしていても仰向けに寝そべっているような形かと思うのですが…実は、自立する最中もあるのです。
数年前初めて出会った時、思わず子供と声を上げて「かわいいー!」とはしゃいでしまった最中がありまして、このたび北の大地からはるばる江戸へとやってきてくれたのです。今回は北海道が誇る老舗「五勝手屋本舗」さんの「雪ぼうし」をご紹介。
雪だるま、ではなく、雪ぼうしというのがまた愛らしいではありませんか。雪だるまの形の最中なのですが…なんと、自立するのです!
確かに雪だるま型のお菓子はいくつかありますが、立体的でどの角度から見てもしっかり雪だるまというのは珍しく、初めて出会った時の衝撃は今も忘れられません。(まるでん池田屋さんの旅がらすなども自立しますね)
赤は「小豆こし餡」入り。焦がし種という茶色いお馴染みの最中種の中には、ぎゅっと引き締まったこし餡が包まれているのです。しっかり噛みしめつつもじわじわと舌の上で溶けていくあんこには、少量でも深いコクが。どことなくキャラメルのような芳しさと塩のおかげで、最中種の香ばしさと相性抜群。
白はポリフェノール含有量が少ない稀少な「白小豆のつぶ餡」。こしと粒でご用意してくださるのも嬉しいのですが、白餡のほくほくっとした自然な旨味と余韻を醸し出してくれるとろりと柔らかな餡というのも非常に魅力的。こちらは大きな口で贅沢に食べてしまいたいと思うのです。両方揃えたくなってしまうのも、納得ですよね?
冬季は百貨店の全国の銘菓などを取り扱う和菓子売り場などでもばら売りで購入することができます。その際はぜひ、どちらがタイプか教えてくださいね♪
どちらも好きというのも大歓迎。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<五勝手屋本舗>
公式サイト(外部リンク)
北海道檜山郡江差町本町38
0139-52-0022
8時~18時